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OCF最新動向ブログ

オープンCADフォーマット評議会(OCF)の活動と、CIM・CALS/EC(SXF)の最新動向をお知らせします。

道路工事完成図等作成支援サイト

2006年12月29日 | 電子納品

 12月25日付けで、次のような要領・チェックプログラム・サンプルデータ等が更新されました。

・道路工事完成図等作成要領
 (本編P.46、P.50、巻末1-2、巻末3-6、3-8、3-69)
・道路工事完成図等チェックプログラム(Ver.1.0.2)
・道路工事完成図等チェックプログラムの利用マニュアル(P.55)。
・道路施設基本データサンプルデータ
・Q&A
・道路施設基本データ作成支援システム(Ver.2.0.6)

詳しくは次のURLをご覧ください。
http://www.nilim-cdrw.jp/


道路中心線形データ交換標準(案)

2006年12月20日 | 電子納品

 国土技術政策総合研究所から「道路中心線形データ交換標準(案) 基本道路中心線形編 Ver.1.0」が公開された。

CAD製図基準(案)やQ&Aなどが掲載されている「CALS/EC電子納品に関する要領・基準」の更新履歴の欄に掲載があったので驚いたが、この交換標準(案)は、今年の5月に公開された国土交通省CALS/ECアクションプログラム2005の【目標-5 3次元情報の利用を促進する要領整備による設計・施工管理の高度化】に該当するようだ。

しかし、このアクションプログラムによると、標準案の公開は平成19年となっている。まだ平成18年だが前倒しで公開されたということだろうか?それと電子納品の開始が同じく平成19年になっているのが気になる。
XMLデータのみの納品なのだろうか、クロソイドというSXFのフィーチャさえないのだから、まさかCADデータ(SXF)で電子納品はありえないと思っているのだが、これから、どのような展開になるのかウォッチしていく必要がある。

いずれにしろ、受発注者とって新たな負担増にならなければ良いのだが。

交換標準(案)はこちら。
http://www.nilim-ed.jp/


Q&A

2006年10月23日 | 電子納品

 国総研の「電子納品に関する要領・基準」のQ&Aが更新されました。

CAD製図基準(案)が3件、測量成果電子納品要領(案)が1件でした。
CADでは、1.ラスタデータの格納に関して 2.複合図形の取り扱いに関して 3.中心線測量のセンタープロットマークとメッシュについてです。

質問及び回答の詳細は、次のURLをご覧ください。
http://www.nilim-ed.jp/qa_sys/admin/q_a_index.htm


電子納品SXFのバージョンは?

2006年10月17日 | 電子納品

 CAD製図基準(案)では、CADデータファイルフォーマットは、原則としてSXF(P21)形式とあり、バージョンまでは記されていません。

国総研の電子納品に関する要領・基準のQ&Aでは、[CA-608]では、『SXFレベル2 Ver3.0の対応については、CAD製図基準に関する運用ガイドライン(案)[H17.8]の10.1(4)SXF形式の開発レベル(p42)に記述があり、CAD図面の納品フォーマットはSXFレベル2 Ver2.0としており、SXFレベル2 Ver3.0は採用していません。
なお、受発注者で協議し、SXFレベル2 Ver3.0により納品する場合、そのラスターデータのファイル名の命名についても受発注者で協議し、決定してください。(H17.12.9)』と記されています。

つまり、図面の電子納品で受発注者協議が無い限りは、SXFレベル2 Ver2.0が現時点での納品フォーマットになります。

SXF Ver3.0に対応したCADが市場に出回り始めているなか、このVer3.0で保存した図面データがVer2.0で開けないというトラブルが出始めているようです。図面データを保存する場合に特段のことが無い限り、納品はVer2.0であることを充分に意識してください。


運用ガイドライン(案)

2006年10月10日 | 電子納品

 ガイドライン類の共通分野として、電子納品運用ガイドライン(案)【測量編】【地質・土質調査編】が平成18年9月付けで10月6日に公開されました。

測量編については、「現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)」を取り込んでいるとの解説があり、1.目次 2.共通及び基準点測量 3.地形測量 4.応用測量 5.その他参考資料 6.事前協議チェックシート の6分冊になっています。

どちらの編についても、従来の事前協議ガイドラインは廃止となっていますので、今後はこれらのガイドラインに依るところとなります。

詳細は次のURLをご覧ください。
http://www.nilim-ed.jp/


Q&Aの更新

2006年09月12日 | 電子納品

 電子納品に関する要領・基準のQ&Aが更新されました。

工事完成図書の電子納品要領(案)で3件、CAD製図基準(案)で4件、デジタル写真情報管理基準(案)で2件、チェックシステムで1件の合計10件となります。

この中で、チェックシステムですが、回答が「電子納品チェックシステムVer6.5に誤りがありました。次回のバージョンアップで修正します。」というのがありますので、「Q」を参考に対処しないといけません。

http://www.nilim-ed.jp/qa_sys/admin/main.php?dai_bunrui=&mode=&syo_bunrui=&key_word=&seiriNo=&kikan=0


CAD製図基準(案)

2006年08月22日 | 電子納品

 電子納品に関する要領・基準で、8月18日付け「Q&A」「正誤表対応」が更新されていました。

正誤表対応はともかく、「Q&A」では、分かりにくい回答になっているものもあり(わたしだけが思っているのかもしれませんが)何が答えなのか理解に苦しむものもありました。

詳細は次のURLをご覧ください。
http://www.nilim-ed.jp/


拡張DM-SXF変換仕様(案)

2006年06月22日 | 電子納品

 拡張DM-SXF変換仕様(案)が公開されました。

 この仕様(案)は、電子地図とCADの連携の標準化に取り組んでいる電子地図/建設情報連携小委員会において策定されたもので、地形測量の成果品であるDMデータからCADデータへの変換ルールを策定し、測量成果をそのままCADに読み込み利用できる標準を整備するという小委員会の成果になります。

公開されたのは、次の三つのファイルです。
 ・拡張DM-SXF変換仕様(案)の策定・公開について
 ・拡張DM-SXF変換仕様(案)
 ・従来の変換仕様との対応表 (変更箇所)

 この他に仕様(案)に準拠した変換ツールも紹介されていますが、この変換ツールに関しての認証を行っているわけではないので、不具合が発生しても責任は負わないとなっています。
開発元の負担で、OCF検定など受けていただくと受発注者双方に大きなメリットがあると思うのですが・・・。

ダウンロードは、次のURLからです。
http://www.jacic.or.jp/hyojun/dm-cad.htm


Q&Aの更新

2006年05月17日 | 電子納品

5月15日付けでQ&Aが更新されています。
CAD製図基準(案)に関するものは、CA-629~CA-632の4件になります。

CA-629 CADデータ作成に用いる色
CA-630 レイヤに関して
CA-631 土木製図基準の格子参照方式について
CA-632 発注図が紙の場合や基準(案)に準拠していないCAD図面について

詳細は次のURL、Q&Aをご覧下さい。
http://www.nilim-ed.jp/


電子納品物検査支援システム

2006年03月09日 | 電子納品

国土交通省 港湾局建設課、いわゆる港湾CALSで電子納品物検査支援システムが公開されました。
このシステムは、電子納品物が港湾空港関係のガイドライン(案)およびCAD図面作成要領(案)に準拠して作成されているかチェックするツールとして 3月 1日に公開されたものです。
わたしは、港湾関係については全くの門外漢なので、ダウンロードする予定はありませんが、関係する方は一度ご覧下さい。
なお、ダウンロードは、http://www.ysk.nilim.go.jp/cals/05download/chap05.html#05-03
次の4ファイルとなっています。

名  称 年月 説  明
(1) .Net Framework Ver.1.1 (21.7MB) H18.3 「電子納品物検査支援システム」を利用するために必要にプログラムです。「電子納品物検査支援システム」をインストールする前に必ずインストールして下さい。ファイルはLZH形式で圧縮されています。
(2) Japanese Language Pack(1.1MB)
H18.3
.Net Framework を日本語で利用するためのプログラムです。.Net Framework をインストールした後でインストールして下さい。
(3) 電子納品物検査支援システム (Ver.1.1.1)(9.3MB) H18.3 電子納品物のチェックと閲覧が出来る受注者用のツールです。
電子納品物検査支援システム システム操作説明書 H18.3 「電子納品物検査支援システム」の利用方法について解説したマニュアルです。インストールする前に必ずお読み下さい。


「機械設備工事編」の改訂

2006年02月15日 | 電子納品

国土交通省直轄の業務において、本年の4月以降に契約するものに適用される要領等が改訂されました。

1.工事完成図書の電子納品要領(案) 機械設備工事編
2.土木設計業務等の電子納品要領(案) 機械設備工事編
3.CAD製図基準(案) 機械設備工事編

改訂の内容は、他分野との整合や対象工種の拡大などいくつかあるようですが、私自身が機械設備については専門外なので詳細は次のURLより要領等をダウンロードして確認してみてください。

http://www.nilim-ed.jp/index_denshi.htm


電子納品チェックシステム

2006年02月01日 | 電子納品

電子納品チェックシステムのセットアップファイルが、Ver6.0.1となり公開されました。

今年になってからの変更履歴は次のようになっています。(システムの変更履歴引用)
Ver6.0.1(2006.01.30)
以下の要領/基準(案)への暫定対応を行った。
・デジタル写真管理情報(案)平成18年1月(PHOTO03.DTD対応)

下記の不具合を修正した。
・[地質]TESTフォルダの異なるサブフォルダに格納されている同じファイル名のデータシート交換用データファイルがエラーとなる。

Ver6.0(2006.01.19)
以下の要領/基準(案)への対応を行った。
・地質・土質調査成果電子納品要領(案)平成16年6月
[工事] 工事管理ファイルの[工期開始日]が2005年10月以降の場合、[工事実績システムバージョン番号]に「6.0」以外を記入するとエラーとなるように変更した。

下記の不具合を修正した。
・[工事]工事管理ファイルの[工種]に「空調設備工事」を記入するとエラーとなる。
・[地質]地質平面図(図面種類:略語、GP)の「施設、対策工形状(主構造物)」のレイヤ名に、STR-xxxx(xxxxは、CAD製図基準(案)による)を使用するとエラーとなる
・[CAD] レイヤ名の作図要素がSTRnなど「n」で表現されている部分について、作図要素の文字数が5文字であってもエラーとならない。
・[CAD] H15.7版以前のCAD基準(案)に従い作成したP21ファイルについて、工種「海岸構造物設計」の一部を選択し、チェックすると正しいレイヤ名がエラーとなる。

詳細については、次のURLをご覧下さい。

http://www.nilim-ed.jp/


Q&Aの更新

2006年01月24日 | 電子納品

Q&Aの更新が、1月20日(金)に行われていました。
CAD製図基準(案)関係では、縦書きフォントと図面管理ファイルについての記述がありました。

また、地質・土質調査成果電子納品要領(案)では、「地質断面図、地質平面図でも1レイヤ1線種1線色1線幅が適用されるのでしょうか。」との問に対して、回答は「1レイヤに複数の線種、線色、線幅が混在しても構いません。」となっています。


CAD製図基準(案)New!

2006年01月16日 | 電子納品

国土技術政策総合研究所から公開されている「電子納品に関する要領・基準」において平成18年1月13日正誤表の内容を反映したものが掲載されました。

土木においても次の要領・基準が改訂されています。
工事完成図書の電子納品要領(案)
土木設計業務等の電子納品要領(案)
CAD製図基準(案)
測量成果電子納品要領(案)
地質・土質調査成果電子納品要領(案)

なお、CAD製図基準(案)で正誤表によって何処が変更されたかは、次のファイルをご覧下さい。

「cad_seigo.pdf」をダウンロード


電子納品要領(案)の使用文字

2005年12月20日 | 電子納品
国総研の「CALS/EC電子納品に関する要領・基準」サイトでQ&Aが12月9日に更新されました。
Q&Aの更新では、文字のサイズについて、12/15に記述しましたが、もう一点「要領・基準で規定している使用文字の参考資料を掲載しました。」と言うのがありました。
これは、すでにこのブログで紹介した「機種依存文字と非漢字」【2005-11-30】
http://blog.goo.ne.jp/ocf-blog/d/20051130

と同じような内容ですが、「電子納品要領(案)で定められている使用文字に関する規定文を補足する」となっており、さらに、規定の枠の中では、「本規定は、管理ファイル(XML文書)を対象とする」と書かれているのが気にかかります。
いずれにしろ、このような文字は機種依存文字ではないということで、CAD図面においても利用される場面が増えてくるものと思います。

「CALS/EC電子納品に関する要領・基準」サイトにある「使用文字の参考資料」は次のURLとなります。
http://www.nilim-ed.jp/calsec/rule/letter.pdf