国土技術政策総合研究所から「道路中心線形データ交換標準(案) 基本道路中心線形編 Ver.1.0」が公開された。
CAD製図基準(案)やQ&Aなどが掲載されている「CALS/EC電子納品に関する要領・基準」の更新履歴の欄に掲載があったので驚いたが、この交換標準(案)は、今年の5月に公開された国土交通省CALS/ECアクションプログラム2005の【目標-5 3次元情報の利用を促進する要領整備による設計・施工管理の高度化】に該当するようだ。
しかし、このアクションプログラムによると、標準案の公開は平成19年となっている。まだ平成18年だが前倒しで公開されたということだろうか?それと電子納品の開始が同じく平成19年になっているのが気になる。
XMLデータのみの納品なのだろうか、クロソイドというSXFのフィーチャさえないのだから、まさかCADデータ(SXF)で電子納品はありえないと思っているのだが、これから、どのような展開になるのかウォッチしていく必要がある。
いずれにしろ、受発注者とって新たな負担増にならなければ良いのだが。
交換標準(案)はこちら。
http://www.nilim-ed.jp/