ブラピの『フューリー』を観て来ました！

　　こんにちは。ナカジマブラシの中島謙一です。

　今日は、前線がダブルで通過したようで、雨が降ったり止んだりの繰り返しでした。最高気温１６℃。

　ブラッド・ピットが主演とエクゼクティブプロデューサーも勤めた『フューリー』を観て来ました。

　良く出来ていましたけれど暗い戦争映画で、アカデミー賞候補との宣伝文句ですがちょっとちがうな～という感じがしました。

　圧巻は、ティーガー重戦車１台とブラピ指揮するシャーマンＭ４中戦車３台との戦い。最後は、１対１になってフューリーが勝つのですが、資料によると１対２２くらいでティーガーの方が圧倒的に強かったんだそうです。主砲と装甲を比較すると手に取るようにわかります。

　画面のティーガーは、唯一稼動状態にある実車だそうですが、重そうでしたですね。なんと５７トンもあるんですって。４サイクルＶ１２気筒、２１リットルのガソリンエンジン搭載で、最高速40㎞/h。行動距離100km。強いけれど、重くって燃費が悪く、すぐ壊れて整備性が悪かったんだそうです。

　対するシャーマンは、ティガーに随分やられたみたいですね。空冷４サイクル星型９気筒ガソリンエンジン搭載。これは初期のモデルで航空機のエンジンを流用したとか。

　直６の水冷ディーゼルを２基搭載したモデルもあったそうですので、画面で盛んにエキゾーストスモークを排出していましたから、あれはディ－ゼル車ではないかと思いました。

　１９４５年当時のヨーロッパ戦線が舞台なので、車輌がメカと人力で動いておりまして、今のエンジンと電気で動く車と比較しますと、なんと人間的なことか？

　ブラピが５人で３００人の敵大隊を迎え撃つとき言ってました、『これが俺の家なんだ！』。解るような気がいたしました。　ナカジマブラシHP