バロックリュートでバッハ

バロックリュート、ギター合奏、旅行などの趣味の記録

フーガ(無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番より)を弾く

2012年08月22日 | リュート
http://youtu.be/p15z7XbXqoI

10分を越えるこの長大なフーガは難曲と言えるのだろうが、ギター、リュートのレパートリの中では最もフーガらしい最高の曲だと思う。

ギター譜では10ページ、リュートTAB譜でも5ページも有るので1回練習したらもう疲れてしまうが、かれこれ足掛け3年、この半年はほとんどこの曲ばかり練習していた。

なにしろ長くて最初から最後まで集中する事が難しいので、無数の瑕疵があるがご容赦いただきたい。まあ、弾くのも大変だが聴くのはそれ以上に忍耐を必要とするでしょうが最後まで聴いて見ると面白いことも分かります。

TAB譜での1ページ目は5ページ目でほとんどそのまま繰り返して終わります。
3ページ目からは、フーガの手法の一つであるAl riverso(逆行)という部分があります。冒頭のテーマが逆行するわけです。
全部で354小節有りますが、137小節目からの7小節辺りは非常に分かりやすい2声の展開が聴かれます。
263小節目には最高音が出てきて、この調ではpつまり第14フレットですがこの楽器の最高音でも有ります。第12フレットまでしかない楽器も多いですが私は3台とも14フレットまで付けて貰ってます。

クラシックはほとんど聴かない家内が、「二人で弾いているの?」と聞いたのでまずは成功の部類かなと思ってますが。

これでBWV1005は、アダージョ、フーガ、ラルゴを録音しました。


3種のバロックリュート弾き比べ

2012年08月12日 | リュート
バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタBWV1005のフーガから5分の一程を録音してみた。
弾いているとそれぞれの音色や弾きやすさなどの違いを大きく感じられるが、録音を聴いて見るとそんなに差が感じられない???
少し爪が伸びすぎていて音が綺麗でないですが、比較の為だけの録音なので・・・・
http://youtu.be/MyDWioF7AeI