バロックリュートでバッハ

バロックリュート、ギター合奏、旅行などの趣味の記録

プレリュード BWV996をバロックリュートで弾く

2023年09月11日 | リュート
 BWV996はバッハがLautenwerckの為に作曲したもので色々な楽器用に編曲されている。
クラシックギター界ではリュート組曲第1番と呼ばれているがあまり適切とは言えないだろう。
ファクシミリは五線譜で書かれており、そのままTAB譜に書き直してもバロックリュートでは弾けないので演奏家の方々が編曲したTAB譜が出版されている。
クラシックギターで弾く場合は音域や弦の数の制約を受けるのでは編曲にはかなりの妥協が必要となる。

 この曲は単なるプレリュードとは異なり、後半はfughettaになっている。
このフゲッタ部をバロックリュートで弾くのが非常に難しく、今まで弾いてきた曲の中で最も技術的に困難であった。
もう少し速めのテンポで弾きたいところだが私にはこれが精一杯。

https://youtu.be/TS3niYt1duE