バロックリュートでバッハ

バロックリュート、ギター合奏、旅行などの趣味の記録

バロックリュートの弦を一新

2017年06月21日 | リュート


 ジャーマンテオルボですが、購入して6年になりました。その間、高音弦はナイロン、フロロカーボンを、低音弦は巻弦をメインに使用してきました。
 巻弦は余韻が長すぎるので消音が必要、また音色がガット弦と違うことなどが気になって来たので今回弦の種類を一新しました。
 狙いは、扱いやすさを維持しつつガットに音を近づけることです。

低音弦にAquilaから新発売のNew Nylgut® Strings loaded (CD type)です。これが出たことが今回の弦見直しのきっかけですが。
 今のところ、6~13コースのバス弦に張ってます。このオクターブ弦と2~5コースにはナイルガットを張りました。4,5コースは再手配中のCDタイプに変更するかもしれません。
 1コースだけはナイルガットは細すぎるので従来からナイロンを使用していますが、これだけは変更なしです。
 という事でここまで試行錯誤するのに半月以上かかりましたが、在庫分ではテンションの低い弦が多くあり、現在追加注文しているところです。
 新製品のCDタイプは赤い色が新鮮でガットに似た音がして余韻も適度で期待通りです。ただ弦の均一性に問題が有るものもあり今後安定することを願ってます。
 もう1台のバスライダーは今のところ変更しないで、比較用に巻弦のままで当分行く予定です。