バロックリュートでバッハ

バロックリュート、ギター合奏、旅行などの趣味の記録

バッハのフーガ(BWV998)を弾く

2021年05月20日 | リュート
これはバッハの数少ないリュート作品とされている曲の一つです。
BWV998はプレリュード、フーガ、アレグロから成っています。
フーガは3部形式でABAの構成でBの中間部が特に難しいです。

この曲は昔クラシックギターでも録音したことがありますが、中間部のセーハで右手の指が痙攣しました。
バロックリュートではテンションが緩いので痛くなる程度ですが。他にこのような曲はありません。
バロックリュートは低音開放弦が一オクターブ準備されているので普通セーハはクラシックギター程有りません。
しかしこの曲はフーガという事もありセーハが頻繁に出現し、しかもセーハした状態で他の指が複雑に動きます。
また、セーハを伴う大きなポジション移動等も非常に難しい点です。
私がYoutubeにアップした50曲程度の曲の中で三本指に入る難曲です。

 そんなことで、以前、クラシックギターやバロックリュートで録音したことがあるのに足掛け3年掛かりました。
まだ不満な点は有りますが現在の実力はこんなものという事で一応終わりにして次の曲に掛かりたいと思います。
梅雨の時期のガット弦による録音なので弾いているうちに調弦が狂う事もありご容赦いただきたいと思います。

J.S.Bach : "Fuga" BWV998

バロックリュート バッハ

J.S.Bach:Fuga BWV998

played with a German Theorbo(Swan...

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