バロックリュートでバッハ

バロックリュート、ギター合奏、旅行などの趣味の記録

「(続)音と演奏の良いCD」 ピアノ協奏曲編(1)追加

2020年12月08日 | CD

ベートーヴェン ピアノ協奏曲全集

児玉麻里(ピアノ) ケント・ナガノ(指揮) ベルリン・ドイツ交響楽団 (3SACD)
   第1、2番 2006年6月 ベルリン、テルデックス・スタジオ
   第3番   2006年11月 ベルリン、ジーメンスヴィラ
   第4,5番 2013年3月 ベルリン、イエス・キリスト教会

 これは圧倒的な魅力を持つアルバムで私のベストセレクションになりそうなCDだ。
昔はクラシックの日本人演奏家のLPは敬遠する傾向があったが、現在は全くそんなことは無い。
日本の固有芸術ではないのに世界に通用する演奏家が多く出てきたのは嬉しいことだ。
 児玉麻里というピアニストは聞いたことがなく大きな期待はなかったが聴いてみると素晴らしかった。
タッチが強く、鮮烈な音でベートーベンを再現していて男性ピアニストかと思うくらい。
ケント・ナガノの指揮は今まで聴いたことがない部分でコントラバスの音などが聴こえてきたりして非常に新鮮だった。
 録音も優秀で低音まで十分にとらえたどっしりとした音像を再現できる。
再生時に低音を上げればコントラバスの音などが聴こえるというものではなくて、録音時にとらえていることが必須だ。
録音は3か所で行われているので会場で音がどう変わるのか聴いてみるのも興味深い。


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