バロックリュートでバッハ

バロックリュート、ギター合奏、旅行などの趣味の記録

「(続)音と演奏の良いCD」 ピアノ協奏曲編(3)

2021年09月28日 | CD


ブラームス ピアノ協奏曲

*ポリーニ(ピアノ) ティーレマン(指揮)&シュターツカペレ・ドレスデン(2CD)
  録音 1番2011年6月、2番2013年1月 ドレスデン、ゼンパーオーパー(デジタル:ライヴ)

 ブラームスのピアノ協奏曲は人気が高く、実演でもよく聴いたことが有る。1番の堂々とした始まりと対照的にピアノの軽やかなメロディで始まる2番、いずれも名曲だ。
 ポリーニは生では聴いたことがないが風貌から想像する演奏とは異なり繊細かつ豪快さを併せ持つ素晴らしい演奏家だと思う。ティーレマンも手兵のオケで充実のサポートを行っている。
 録音はライブ録音だが、大体のティーレマンの好録音のように良い響きを再現してくれる。ブラームスの交響曲、ピアノ協奏曲の録音は、響きが混濁しやすいだけに難しいと思うが数少ない名録音と思われる。