バロックリュートでバッハ

バロックリュート、ギター合奏、旅行などの趣味の記録

(続)音と演奏の良いCD ヴァイオリン協奏曲編(2)

2019年06月20日 | CD
ベートーベン ヴァイオリン協奏曲

 この曲は数あるヴァイオリン協奏曲の中でも最も好きな曲であり、またベートーベンの名曲の中でも最高の曲と思っている。

 前回挙げたFerschtmanに加えて二人の女性ヴァイオリニストを。


バティアシュヴィリ(指揮、ヴァイオリン)
 ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン、2007年デジタル録音
 バティアシュヴィリはグルジア生まれの期待のヴァイオリニストだ。
 堂々とした演奏と深みのある音は素晴らしく、録音も秀逸だ。




イザベル・ファウスト、クラウディオ・アバド&モーツァルト管弦楽団
 2010年、ボローニャにてデジタル、セッション録音
 ファウストは、ドイツ生まれで、使用楽器は、ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティ」
 アバドは手兵のモーツァルト管弦楽団を率いて、ベルリンフィル時代と異なり自由な演奏を楽しんでいる様子。

 コンチェルトといえばカデンツァが聴きどころになる。ベートーベンのヴァイオリン協奏曲では以前は何種類かに固定されていた気がするが、最近は新しいものも出てきていてティンパニーとの競演が流行しているか。所有の14人の演奏でもファウスト、Ferschtman、コパチンスカヤなど4人にティンパニーが登場する。