昨年の秋口、改修に伴い植木鉢を預けた。
ベランダに置いている全ての物たちの撤収を命じられたため
ほぼ ガラクタとしか見えない諸々は処分したが
植木は預けることに。
植木市で盆栽として600円で売られていた今や盆栽感ゼロの銀杏、
自生した(?)柑橘類、
想像以上に大きくなったレモンっぽい匂いがするはずの木(全然匂わないし、名前も忘れた)、
25年以上経って自力で代替わりした電気屋の粗品だった青年の木…
個性豊かな植木と共に、土しか入っていない(かつては何か植わっていたり、食べ終わった種を期待しないで埋めていた)鉢も一緒くたに預けた。
2ヶ月ばかりして引き取りに行くと 何やら見知らぬ双葉が土の上に落ちている。
はて?
ご近所さんの鉢から落ちたのか、どこからか降って来たのか?
乾いた土しかない鉢のままでは 不憫なので
日当りのいい銀杏の鉢の根元に移動させるべくつまむ。
根っこは無かったようでひょいっとつまみ上げることが出来た。
すぐに枯れてしまうだろうと思っていた双葉はヨレヨレしながらも枯れずにいる。
どこの何物かも解らないが 時々 水も貰って
双葉の真ん中に 別の双葉っぽいものも出て来て
地味〜ぃに成長している…様な…
「生きてんのかな?」と相方ヨヨヲに訊ねるとも無く訊ねてみると
「生きてる、引っ張ってみたら抜けなかった。」と返事。
げっ!?引っ張ったのかょ…
何となく、多肉植物の様な感じの草。
元の双葉の片方が ヘニョヘニョになって来ているのが
ちょっと心配。
あいにく緑の手は持っていないので 謎の草、自力で頑張ってくれ!
君の成長は 君の生命力に掛かっている!
ほぼ 捨て育てだで、自主的に がんばっていただきたい。
ってか 何の草なのか判らんで、育て方が解りゃん。←何物か判っても、ムリ〜
実は サボテン女・・・
銀杏の鉢は 売ってたおっちゃんの指南で 赤玉という土を使ったので
なんか 小汚く苔むしている。保湿出来てそうだけど。
写真で見たら 枯葉まみれで 汚っちゃな〜い。(爆)
日本の食料自給率は 甚だ低く、コメとさつまいも以外は
ほぼ、諸外国からの輸入に頼っているそうだ。
牛、豚、小麦やフルーツなどは 押売国家アメリカから
買ぅたらんかえ!と迫られたし。
しかも、何となく
「へぇ、おでぇかん様あっしに出来ることでしたら
なんでもさしてもらいまさぁ」的な政治のお陰で国内自給率は下降の一途。
ところが、最近は 中国人のライフスタイルの欧米化により
パンなど 小麦系の消費がうなぎのぼり。
もちろん、お金も稼ぎ始めたチャイニーさんは
外国製品と共に 農作物や畜産物もガンガン購入。
何しろ人口が圧倒的に違う。消費能力もハンパない。
哀れ 小さな国日本は
お代官様の言うなりになったばっかりに
気が付けば喰うや喰わずの生活を・・・
そこに追い討ちを掛けるのが
昨今大流行の
バイヲ燃料
今までは 食料と思って作っていたモノが
一転 工業燃料となった。
食料なら 安全だの 味だの 鮮度だの 消費者ニーズだの…と
面倒臭いコトに気を使わねばいかんのだが
少々鮮度が落ちようが 味が悪かろうが
車や機械が 不買運動を起こすはずも無く
食料にするより 高値で売買されるとな。
農業従事者にとっては驚きの展開。
相場をチェックして 高く買ってくれる方に出荷
ウハウハ
の
バイヲバブル。
ま、しゃぁないけど、
何故 今頃そんなことを思い出したか…
家のバルコニーの 鉢植の一つから
この春、突然 芽が出てきたのが原因。
水遣り当番(←私がやらないので)の相方から
「あの鉢に芽が出てるが、雑草か?」との指摘を受け
見に行くと、可愛い双葉が ちょんちょん 出ている。
↑こんにちわ。双葉です。
ハテ????(;_;?)?(;_;?)
・・・・思い出した!Σ( ̄◇ ̄;)
冬の終わりに食べた 柑橘類の種があまりに多かったので
植えたら芽が出るんだろうか?と
ふと 思い立って一番手近にあった鉢の余白に
ざくっと埋めたんだった。
すっかり忘れていた・・・
それでも毎日水を貰って
日々確実に成長をしていたタネは
季節が緩んで、双葉になった。
モモ栗三年、柿八年、ユズの大バカ十八年と言うから
柑橘類は成長が遅いんだろうな。
しかも種類が何だかわからん。
橙?八朔か?ネーブルなのか?
↑乱立。どうやって分けたらいいのやら???
ネコに齧られることなく 成長するコトを祈る。
そして
いつか
柑橘類の自給自足を
目指す…のか?