たわ言寝言

日々のことをさりげなく…

祈り…いろりの世迷言

2011-03-20 | 空へ
およよのバーチャル双生児の いろり です。


東日本大震災 

2011.03.11

ちょっとイスに腰を下ろした直後、

めまい?貧血?疲れ?

それが 揺れているコトに気付くのに少し時間が掛かった。


「これ、揺れてる」そう解った後でも

また揺れ出す。

長い。

長い横揺れ。


TVには東北の震度が映し出される。

関西の震度は出ない。

津波情報に注意…。いつものテロップが流れる。



そのまま、すぐに日常は戻ってくるはずだった。


家路に向かう駅で 何気に受け取った号外には

ウソのような光景が記されていた。



時間が進むにつれて 様々な情報が映像と共に

もたらされる。

画面を通して見る映像は 映画のワンシーンの様で

何故だかフィクションのように思えた。


関東方面に暮らす知人、友人は大丈夫なのか?

携帯も電話も繋がらず、メールも送信できない状態が続く。

直後に焦ってもダメなコトは経験済なのに…


本当に必要な人たちが 使える様にと思いなおし

ちょっと時を置いてメールだけ送信する。

数時間~数日経って 知人達から大丈夫の返信。

幸いなコトに身近な知人は誰も大事に至らなかった。


それは 本当に僅かな幸運でしかなく

大切な人や物、思い出を失った方々の気持ち思うと

やりきれなくなる。


何故?どうして?

何処にも吐けない怒りにも似た感情が出て当たり前なのに

ニュースで見る被災された方々は気丈に振舞って

お互いを思いやる気持ちに溢れた言葉しか出ない。


そして いつ終わるともしれない原発の不安。

果敢に作業を続ける現場の方々。


ソーテーガイの言葉でまとめられる曖昧な情報。




私に何が出来るのか 被害が大きすぎて解らない。


何を言っても上滑りな気がするけれど

それでもやっぱり

一日も早い復興と

被災された方々、

現場で作業を続けている人々の

心身の健康を祈らずにはいられない。



祈るコト、気にかけるコト、そして日常を坦々と送るコト

今 出来ることは それくらい。




ヒステリックな援助やボランティアは 却って邪魔になる気がする。

本当に必要な時に必要なことをすれば良いと考えるのは冷たい…かな?