たわ言寝言

日々のことをさりげなく…

ありがとう

2013-12-15 | 空へ
風が 沁みるほど寒くなって

赤、白、みどりのクリスマスカラーが

通りにあふれだした 12月…


祖母が 天寿を全うした。

先月 一時帰宅をした時には食欲もあったし、

まだ大丈夫かなと思えたが

今月に入ってからは 食欲も無く

呼吸も浅くなって来ていたらしい。


朝に 心の準備をしておく様にと
連絡があって数時間後の訃報。


子、孫、ひ孫に看取られながらの
静かな静かな旅立ちだったとの事。


厳しく温かく、時に お茶目な

ふところの深い人。


元々はお喋りだったが
病気してからの ここ数年は
モノを言うのが 億劫だったのか
言葉は無かった。

もっと 話を聞いていたら良かったなぁ
モノ言わぬ瞳の底に
何を抱いていたのか…

一抹の後悔…

祭壇の前で 一番に思い浮かぶ言葉は


ありがとう。



立派でも良い孫でも無くてごめんね。

また、、、ね。。



一世代前のシリアスドラマの様なニュース

2013-12-01 | 日々是好日
病院で取り違えられた男性 60歳・・・

人生の苦痛を強いられたと 病院を訴訟。



本当はお金持ちの家の子息なのに

貧しい家庭で育てられ 早くから働きに出された。。。


確かに 病院の不手際は許せないことだけど…

果たして今から どうしたいんだろう?

本当の親族と 和気藹々と親戚付き合いをしたいのか?


取り違えられた もう片方の男性は

どんな顔で 世間と付き合いをしていくのだろう?

今まで 親、兄弟だと信じていた相手が全くの赤の他人。

もし自分に子供や孫が居たら その人たちのいとこやおじさん、おばさんも 赤の他人。





本当は 秘密裡に処理したかったかもしれないニュース。



せめて あと数十年 早く解っていたらよかったかな…



ニュースで出たときはびっくりしたし、境遇に同情はしたが
もう片方の人の方を心配してしまった。
言い方は良くないが 運命は変えられないが 
人生は自分次第だったんじゃないかしら?

今、めっちゃ成功者だったら 境遇に感謝したんじゃないかなぁ?