ロードオブザリング３ 王の帰還

昨晩、「ロードオブザリング　王の帰還」のビデオをレンタルして観た。シリーズ最終作、２００３年度アカデミー賞作品賞他１１部門でオスカーを受賞した作品である。何度かレンタルビデオ屋に足を運んだもののなかなか借りられなかったのだが、時間もたってようやく借りることができた。

嫁さんが封切りまもなく見に行ったのでネタバレ状態ではあったが、シリーズ最高作といわれるだけに画面には迫力が感じられた。CG技術も年々向上しているのでかなりリアリティーと迫力の映像になっていると思う。ストーリーもそれなりに面白かったが、王様がいて、騎士がいて、戦いがあってというヨーロッパ中世調の物語は私にとっては１０年ほど前の「三銃士」のイメージが強く、共通する部分もかなりあったような気がする。

しかし時間が長く（３時間以上）登場人物もたくさんいるので、その関係を把握するのに時間がかかった（似たような名前も多いし）。サウロンとサルマンが途中までごっちゃになっていた。ローハンとゴンドールの関係を理解する頃には戦いはほぼ終了していた。

しかし、主人公はイライジャウッドが演じるフロドということだが、実際によく出てくるのは、タイトルにもなっている後のゴンドール王アラルゴンや魔法使いガンダルフでこちらの方の存在感の方が大きいような気がする。

しかしお姫様役のリブタイラー、お父さんがエアロスミスのボーカリストのスティーブンタイラーというのが信じられない。そういえば「アルマゲドン」ではお父さんがサントラで歌っていて変則親子コラボレーションをやっていたなぁ。