to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

好きこそものの上手なれ

2022年09月13日 | 訓練のこと

以前、蒼太と端午の整体をお願いしている先生に

「犬のトレーニングが好きでしょ?」と言われたことがある。

 

 

私のトレーニングしてる動画を見て「そう思った」と仰ってた。

そのとき好きってどういうことなんだろうね〜って話になった。

「多分1日中そのことを考え続けることができるってことかな」と。

 

確かに!

 

トレーニングしてる公園で、いつも練習してると

「大変ね〜」とか「毎日よくやるね〜」とか声をかけられることも多い。

そんなときに一瞬だけど違和感を感じるのだ。

大変だとか苦しいとか思ってないのだ。

むしろ楽しくて仕方ない感じ。

もちろんトレーニングがうまくいかないと苦しいと思うこともある。

だけどトレーニングすること自体が苦しいのではない。

 

なかなか結果が出ずにツライなとか苦しいなと思い悩むことはほぼ毎日だ。

なのにやらないという選択肢は全く浮かばない。

 

何か別の切り口はないか?他の方法はないか?

常にネットの動画などで検索してるし、今までのやり方を振り返って問題点を探し出す。

これって好きだからなんだ。

 

日によっては調子の上がらない日もあるから全くトレーニングしない日もある。

でも考えることはやめない。

 

これって、今まで育まれた経験も関係していると思う。

 

23歳までずっとエレクトーンを習っていた。

一人でいくつもの楽器を奏でることができる電子楽器に夢中だった。

4歳で習い始めて23歳までほぼ毎日練習してた。

何をしてても頭の中に鍵盤と音があった。

それを辞めたのは、仕事が楽しくなってしまったからだと思う。

 

歯科衛生士として働いていて、これがまたすごく向かない仕事だった。

最初は人と話したり診療の補助をしたり、チームで仕事をするのがすごく苦手だった。

そんな私に「何か一つでも得意を身につけるといいよ」と言ってくれたドクターがいた。

手先が器用だったのでそのドクターが技術を教えてくれた。

それがきっかけで仕事がスムーズに行くようになった。

手先を使う仕事は私を選んで回してもらえるようになった。

そこからチームで仕事をする大切さや人と接する自信みたいなものがついてきた。

自信や信頼は確かな技術から得られる。

いつからか、どうしたら患者さんのためになる技術と信頼を届けられるだろうと考え続けていた。

夢中になるってこういうこと。

 

そして、犬とトレーニングして競技に出るのもチームづくりだ。

私の一つ一つの経験が今の私に繋がってる。



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