蒼太はダンベルを咥えると何度も噛み直しをします。
競技をしてた頃はこれを治すことができませんでした。
実は「シッカリ咥える」ということを教えずにきてしまったことが
一番の原因です。
咥えた状態でダンベルに力を加えて、シッカリ咥えることを教えるのが一般的。
でもね、ゆるく咥えててダンベルに手をかけるともっとゆるく噛む。
それでも咥えてるって意識はついてきたんだけど、歯の間でゆるゆるガクガクなのだ。
そのせいで噛み直しを注意してもシッカリ噛んでることを教えられてないのだから、
何を注意されてるのか蒼太には伝わらないのだ。
もちろん強制持来という強制的な教え方もある。
でも私としてはその方法は使わずに教えたいのだ。
ダンベルは大好きだけど、好きすぎて冷静さを欠いてしまう。
冷静になるまで待つ。
今まで私はこの部分にきちんと向き合ってこなかった。
やりたい気持ちのままにやらせていた。
欲をコントロールできてなかった。
同じようにシッカリ咥えることを教えることにも向き合ってなかった。
もっと蒼太の気持ちを考えてどうしたらシッカリ咥えたくなるのかを
ちゃんと考えなければいけなかった。
向き合い始めたら、それに応えるように蒼太はシッカリ咥えるようになってきた。
蒼太の気持ちを知ることで12歳でも変われると知った。
また一つ蒼太から教わった。
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