週末の父の日イベントは大盛況でありました。
楽しさや嬉しさを伝える腕がないことが悔しいほど。
とりあえず、少し落ち着いてから書こうと、一日おいてみましたが。
まずは、父の日イベントって何? という方のために、もう一度ご説明。
父の日のプレゼントを一万円以上お買い上げのお客様に
橘右太治師匠が希望の寄席文字を色紙に書いてプレゼントするというイベントが
6月11・12日に三越栄店メンズフロアで開催されたのです!
最初、この企画を聞いた時、
「父の日のプレゼントを一万円以上買う人がいるの?!」
って思ってしまいましたが、いましたよ、いっぱい、、世の中には幸せな父がいっぱいいるのですね。
(ごめんね。お父さん。)
写真は、イベントが始まる前の静かな会場。
数時間後にはここに行列が…。
ほんとに嬉しかったのは、沢山のお客様が、すごく喜んでくださったこと。
師匠が書かれる様子をじっと見入っていらっしゃるお客様。
寄席文字についての説明を熱心に聞いてくださるお客様。
師匠が書かれた色紙を、私達がドライヤーで乾かして、たとう紙に包み、お渡しするのですが、
とても嬉しそうな笑顔で受け取ってくださる。
寄席文字の魅力、右太治師匠の魅力を再認識しました。
「ご希望の一文字を」ということなので、色んな文字がリクエストされて、それも面白かったです。
お父様のお名前の中から一文字という方、
ご自身やお子様(お父様からみるとお孫ちゃん)のお名前からという方、
お母様の名前の一文字をお父様にプレゼントされるという方、
「福」、「健」、「幸」、「笑」、「縁」、「絆」…といった文字も複数のお客様がリクエストされました。
美容師さんだから「髪」とか、電気屋さんだから「電」なんていうリクエストも。
師匠も、「この文字を色紙に書くのは初めてですよ」なんて言いいながら書かれたり…、
それを間近で見られる幸せ…あ、お手伝いに来たのに、こんなに楽しくていいのでしょうか。
沢山のお客様が並ばれると、私など、ついあせってしまうのですが、
師匠は、お一人お一人に丁寧に、お客様を楽しませながら、心踊る文字を書きあげていく。
私も師匠のように、もっともっと寄席文字を愛していきたいと思いました。
また、こんな企画があったらいいなぁ。
(ご要望ありませんでしょうか?)
さて、今度の日曜は父の日。
一万円のプレゼントは買えないけど、父に会いに行こうかな。
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