りらっくごブログ

上方落語に遠距離片想い
        by ことり@愛知

絵本

2011-08-17 08:18:39 | その他

刈谷市美術館で開催されている『安野光雅の絵本展』に行ってきた。
安野氏の絵は、見ていると、その絵の中に入りたくなる。
子どもの頃、親しんでいた絵は、とても懐かしい。
古典の絵本もだされているのは知らなくて、平家物語や仮名手本忠臣蔵など、読んでみたいと思った。

絵本が好きだった。
小学6年生の時、「将来の夢」というテーマで作文を書くという宿題があった。
その頃の私の将来の夢は、
「冬の寒い夜、温かい部屋で紅茶を飲みながら、絵本を読むこと。
 …そこに美味しいケーキがあったら最高だな。」
というものであった。
でも、これじゃ3行で終わってしまうのと、
なんとなく心の内を打ち明けるのは照れもあり、
そして、なにより、提出期限がせまっていて、
私は、適当な職業に適当なエピソードをまぶして、心にもない夢を作文にしてしまった。
その作文は文集に載せられ全校生徒に配布され、
大人になってからも
「コトリちゃんて、子どもの頃、○○になりたかったんだよね」とか、
「コトリちゃんは○○になるんだと思っていた」などと言われ、
苦い思いをすることになるのだ。
それ以来、私は「心にないことは言葉にしない」ことにした。

話がそれてしまったけれど、
久しぶりに絵本の世界を散歩して、とても楽しかったです。
『安野光雅の絵本展』は、8月28日まで開催してます。

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