りらっくごブログ

上方落語に遠距離片想い
        by ことり@愛知

『動楽亭昼席』(もずさんからの投稿)

2011-04-07 16:12:32 | 落語会レポ(投稿)

『動楽亭昼席』 4月6日(水)

ほぼ満員。
座布団がなくなり、座椅子(リクライニング・背もたれ付き)になっていた。
従来の椅子席はそのまま。

桂 吉の丞 「犬の目」
座椅子はゆったりして良いでしょう。ゆっくり、眠れます(笑い)との事。
昨日のアンケートも座椅子に関する記載が多かった。
独自の工夫を加えた一席。

桂 佐ん吉 「ふぐ鍋」
マクラは、修行時代、米朝師の自宅で、吉の丞さんと二人で伊勢海老をさばいた話題。
吉朝師を思い出させるしゃべり口に満足。

桂 宗助 「釜猫」
珍品であった。
親の目を盗んで、茶屋に行きたい若旦那と親の作戦合戦に釜や猫が絡んで・・・。

桂南光 「桜ノ宮」
南光師で聞くのは初めて。
沢山の登場人物を演じ分けて、見事であった。
偽の敵討ちとは言え、助太刀が加わり、迫力が満点であった。

中入り

桂 歌之助 「はなしか入門」
道具屋と思っていたら、なんと道具屋のネタを練習している噺家の話であった。
設定が奇抜で、落語通が多い客席には良いネタかも。

桂 雀々 「鶴満寺」
時節柄、このネタを期待して行ったが、南光さんが花見のネタだったので、出ないかなと思っていた。
寺男の酔いっぷりが絶妙。
今まで、我慢に我慢を重ねてきたものが爆発する感じがよかった。
「がまの油」の時の酔い方と、また演出は違う感じで、面白かった。

以上報告します。
-------------------------------------------------------コトリひとこと----------
以上、もずさんからの投稿でした。
ありがとうございます。

『動楽亭昼席』、久しく伺っていませんね。(2009年12月に行ったのが最後かな?)
米朝事務所のHPで出演者チェックして、この日がいいなぁなんて妄想してるんですが・・・。
今年は行きたいです!


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