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昇仙峡から羅漢寺山

2016-11-05 | ハイキング

今日は小春日和で暖かく最高の行楽日和。明日・明後日は昔の連中と熱海に出かけるので簡単な所を歩くことにした。

何となく山梨百名山のガイドブックを眺めていたら羅漢寺山が目に付いた。麓の昇仙峡は紅葉の時期に三回行っているが三回ともパッとせず紅葉の昇仙峡も評判倒れと思っていた。

四度目の正直と、カミサンに明日昇仙峡に行ってくると言ったら西沢渓谷の方が余程良いのにと言われたが予想に違わず今年もパッとしない。

羅漢寺山は3年前クーちゃんらとロープウエーで登ったが、今回は真面目に足で登ってみようと金桜神社の近くから登ったが、山頂まで車が通る林道歩きでマルで楽しくない。

弥三郎岳に初めて登ったが花崗岩の一枚岩で傾斜がありカップルやファミリーはスリルもあって楽しんでいた。今日は弥三郎岳を歩けただけで来た甲斐があったと満足

山頂から長潭橋(ながとろばし)の下山ルートは茶店のオバサンにけもの道で熊が出ると脅された。確かに途中で倒木が重なり道標もなく道が不明瞭な所があるがそれなりに歩かれている感じもする。

歩くならロープウェーで登り、歩いて下りることを勧めるが、ここはロープウェーで上がって弥三郎岳に寄ってロープウェーで下りるのが一番かな?

昇仙峡口(461)9:50→グリーンライン10:55→滝上(696)11:25/11:55→登山口(807)12:15→パノラマ台(弥三郎岳)(1058)13:05/14:10→獅子平分岐(939)14:45→昇仙峡口15:50

甲府発9:15のバスに乗るが満員。今日は土曜日で昇仙峡も人が溢れていた。昇仙峡口で下りる。

長潭橋(ながとろばし)を渡って左の遊歩道に入る。

紅葉の感じがしない。昇仙峡は渓流と奇岩を眺める所と紅葉を期待せずに歩くことにした。

これもモミジの木だけどね?

昇仙峡は花崗岩の岩肌の白っぽい所が特徴的。緑に映える。

チョッと一回りで山の由来の羅漢寺に。

この寺は昔は山の中腹にあったそうだ。五百羅漢像があったそうだが今は154体が安置されている。山岳信仰の修験道の寺。

有名な覚円峰。この岩頭でお坊さんが座禅を組んでいたとか。何処から登るのかな?

これも有名な石門。微妙に隙間が空いているのがウリとのこと!

今日は好天気で沢山の観光客。仙娥滝に虹が掛かっていた。

ワイン王国。店の中から仙娥滝の落ち口が眺められる。

滝上のそば屋に入ったが行楽地に味を期待してはいけない典型。

登山口に向けてロープウェー駅の先を進むが誰も歩いていない。車は結構頻繁に通り爆音のバイクも危険。

金桜神社の手前で羅漢寺山の標識を左折。

30分程舗装林道を歩いた後、無舗装の林道になるがやはり車が通れる道。楽しくない道が続く。

山頂近くに仙娥滝駅下山口の標識。ここからロープウェー駅に降りられそうだが入口から道が荒れている。

山頂の神社に到着。この周りに軽トラックが何台が停まっていたが今歩いてきた道を登ってきたのかな?

ロープウェーのパノラマ台駅。

駅の脇から弥三郎岳に向かう。

展望台を過ぎると弥三郎岳が見える。

花崗岩の一枚岩で滑りそう。山頂はもう一つ向う。

山頂からの景色は抜群…!

左から山梨百名山の曲岳、黒富士。右の方に瑞牆山。左手前は太刀岡山かな…?皆登ったことのある山で懐かしい。

富士もキレイに見える。素晴らしい景色にしばし見とれる。

下りは滑りそうで歩いて下りるのが怖い。この斜面にただ座っていても滑り落ちそう。

振り返るとこんな感じ。鎖もついている。

神社の先に富士遥拝所。ここからの富士が一番キレイに見えるそうだ。

福(愛ではない?)を呼ぶ鐘。金属の長い棒で叩く。よい音がする。

長潭橋の下山口が分かり難い。茶店のオバサンに聞いたら駅の真ん前だった。

登山道はけもの道と言われたがシッカリした道。白砂山分岐があったがバスの時間が気になり寄らずに通過。白砂山は与三郎岳がキレイに見える所だそうで失敗した。

獅子平分岐。このルートは紅葉や景観はマルでなし。

ホウバ落葉の群落で足を取られそう。

倒木で道が不鮮明になる。上から覗いても何処に道があるか分からない。道標もなく不安感も。多分下に行けばどうにかなると思い切って降りる。スズ坂ノ丸の経験が生きたかな

下り切ったら敷島町吉沢方面の道標。この町は地図にない。道を間違えたか?

反対側に天神森方面の標識。天神森も地図にないが東側にとこちらの道を選ぶ。後で知ったが昇仙峡口の次のバス停が天神森だった。

道を探しながら笹ヤブの中を進む。けもの道?

車道に出てきた。この車道も地図に見当たらない?

車道を離れてまた登山道に入る。

小学一年の双子の女の子のファミリーに追い付き一緒に話しながら下りる。二人とも山が好きだそうで羨ましい…。

父親は登山道が不明になった時は子連れで夜道になったらと不安になったそうだ。天神森に車を置き、昇仙峡を一回りし、ロープウェーで上がり、8時間以上歩いて回ってきたと言っていたが、よく歩くと感心する。

長潭橋の登山口に下りてきた。急坂は上手にお尻を使って安全に下りる。4歳で高尾山に登ったのが最初だったそうだが我が孫もあと一年後か?

帰りは川崎から来たこの幸せそうな家族に誘われて車で甲府駅に送ってもらった。裏道を通り渋滞に会わずに助かった。学生時代に山の帰りによく車に乗せてもらったお返しだそうだ。爽やかな家族の親切に触れられ気持ちの良い一日で締め括ることができました。感謝…。羅漢寺山はよい山です。

昇仙峡・羅漢寺山は秋の紅葉より春の新緑の時の方が良いかも⁉!?


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