アルコ15名で鷹ノ巣山に登って来た。チャウさんリーダーなので厳しい山行になるかなと思ったが浅間尾根で登るというので思い切って参加した。浅間尾根は師匠が好きなコースで今まで3度歩いたことがあり、鷹ノ巣山に登るには短時間で最も楽なコースと思っている。師匠と登る時は奥集落の登山口まで車を入れてピストンだが、今回は峰谷バス停から歩くというのでこれも初めてで楽しみに思って参加した。
鷹ノ巣山は山頂が広く人気の山だが標高差が1200m近くあり楽な浅間尾根と言っても結構キツイ山。おまけに雪の歩き難さもあり、巻機山のように足が痙攣しないか心配したが順調に歩けてホッとした。
下りの榧ノ木尾根は何時もは落ち葉で覆われ道が分かりづらいが、雪の上のトレースがシッカリしていて問題なし。ただ落葉の下の地面がカチカチに凍っている場所があり滑りやすく危ない。アイゼンを着けていても滑りそうで緊張しながら歩いた。
峰谷バス停8:30→登山口9:45→浅間神社10:10→避難小屋12:00/12:35→鷹ノ巣山13:05/13:20→石尾根分岐13:40→榧ノ木山14:35→倉戸山15:45→倉戸口バス停17:15
標高:峰谷バス停600、登山口930、避難小屋1570、鷹ノ巣山1736、榧ノ木山1496、倉戸山1169、倉戸口バス停530
峰谷バス停。師匠と行く時はここを素通りして奥集落まで車を入れる。
峰谷から車道歩きかと思ったらショートカットの登山道があり思いの外歩きやすかった。
バス停から一時間近く歩いて奥集落に着く。大変な僻地だが庭木など手入れされていてまだ何軒か住んでいる様子。武田落人の伝説があるとか?
ここが登山口。師匠はここまで車を乗り入れる。雪がなければここから山頂まで3時間掛からずに登れる。標高差800m。
浅間神社の鳥居をくぐる。奥深い山の中としては立派な神社。
アイゼンを着けるが雪が少ない。
水場に到着。冬場に涸れる恐れがあると聞いていたが水は出ていた。ここから避難小屋まで5分。
避難小屋に到着。昨年夏にサンコウさんと泊った小屋。
風は余りないがやはり寒い。昼食後早々に出発。
避難小屋から山頂まで防火帯で見晴らしがよいが、最も辛い急坂。岩場が雪に隠れて逆に歩きやすいかな?
山頂に到着。誰もいない。10m近い強風の予報だったが風がなく助かった。
手を挙げながら到着しました。チャウさんより
チャウさんより
写真では見にくいが、逆光の富士が光っていた。
15分程で早々に下山。左から大岳山、御前山、三頭山の奥多摩三山が目の前に見える。手前の尾根がこれから下りる榧ノ木尾根。
急坂の石尾根を下りる。
石尾根から分かれ、右に倉戸山に向かって榧ノ木尾根を下りる。
振り返ると正面右奥に今歩いて来た鷹ノ巣山が見える。あそこから下りてきた。
榧ノ木尾根は落ち葉が厚く覆っていてルートが分かりづらいが今日はルートがハッキリしている。この落葉の下の土が所々硬く凍っていてツルっと滑り危険。
榧ノ木尾根を2時間近く歩き倉戸山に着く。一人の時は長い尾根だと思ったが話しながら下りると知らずに下りてきた。
倉戸山からは急坂の下り。前に奥多摩湖が見える。あそこが今日の終点。
雪がなくなり木漏れ日の爽やかな道。枯葉が足にまとわり付くのでアイゼンを外す。
沢を横切る道で雪が凍っていて滑り落ちそう。慎重に下りる。前に倉戸山に登った時、ここでカモシカとにらみ合いをした場所。
17時近くになり周囲が暗くなってきた。視力が弱くなって暗い山道は大の苦手になった。
やっと民家の通りに出てきた。
倉戸口のバス停に着いたらバスが出た直後だった。次のバスは1時間後。
奥多摩湖の駐車場まで15分程歩きここでバスを待つ。チャウさんから焼酎のお湯割りやお汁粉を頂きました。体が温まって本当に美味しかった。感謝です…!
今日もよく歩いた。今年も鷹ノ巣山に登れて満足。
丹沢塔ヶ岳で出会った人から毎年大倉尾根を登って体力の低下度合いを調べているという話しを聞いたが、体力測定に浅間尾根を毎年登るのもよいかも?と思ったが、車を奥集落まで乗り入れるのが怖いね…!
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