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ハイキング、ウォーキング、お散歩や趣味に

塔ノ岳(大倉尾根往復)

2018-04-30 | ハイキング

5月のシロヤシオの時期にアルコの例会山行で塔ノ岳から檜洞丸の丹沢縦走を計画した。2,3人で登るならどうにかなりそうだが、グループ登山のリーダーは何となく重荷を感じる。

最初の塔ノ岳に登るのが問題だが、昨年暮にヤビツ峠から表尾根を登ったが、時間とキツサでグループ登山の担当はムリ。大倉尾根で計画した。

大倉尾根は過去2回歩いているが、前回は3年前なので不安になり下調べを兼ねて登ってみることにした。

大倉尾根の標高差は1200mあるが、ガイドブックのCTは3時間が多く、昭文社のCTは3時間半。自分の過去2回の実績は3時間45分前後だった。この山をホームグランドにしている鎌倉の友人は3時間で登るそうだし、チャウ夫妻も3時間で登っている。

初めての時は戸沢分岐から花立山荘の急な階段で音を上げ、前回はそれに加えて花立山荘から山頂までの登りが辛かった。

今回は見晴茶屋から山頂までの3時間が辛く、何度も立休みを繰り返した。体力低下が原因で、シンドイ範囲がドンドン広がっているようだ。前に比べて山頂まで随分時間が掛ったと思ったが、結果的には前と同じ3時間45分だったので何か不思議な気がした。

 

大倉7:25→見晴茶屋8:15→堀山の家9:20→金冷シ10:45→塔ノ岳(昼食)11:10/12:30→金冷シ12:45→堀山の家13:35/45→見晴茶屋14:30→大倉15:30

標高:大倉290、見晴茶屋600、堀山の家960、金冷シ1365、塔ノ岳1490

電車の乗り継ぎが良くて7時のバスに乗れたが車内は満員、今日は休日でどんどん臨時バスを出しているようだ。

大倉で登山届を出す。

左の丹沢登山の心得は標高差1200m、富士登山や北アルプスに匹敵する標高差。標高が低いので高温になり熱中症にかかりやすい。右はヤマヒルの季節になりましたとのこと。ヤマヒルに出会ったことはないが、塩は持参してきた。

観音茶屋は閉まっていたが、帰りは大変お世話になりました。

大観峰の分岐。行はパスしたが、帰りに大観峰に立寄った。

今日は連休中の振替休日。若者の登山者が圧倒的に多い。

見晴茶屋もオープン前かな?

小屋の前から秦野と小田原の町が見える。下を見下ろすとかなり登ってきた。

大倉尾根で有名な階段が始まる。

左の番号は18番。登山口が0番で塔ノ岳は50番だったかな~?山頂は遥か先。

まだ半分も行っていないのに、この辺りでかなりキツク感じる。

大倉尾根はこんなに疲れたっけ…?

1時間歩いて、やっと駒止茶屋に着く。これから調子が出て来ればよいが~?

駒止茶屋から堀山の家までは歩き易い道が続く。

堀山の家に着く。

小屋の壁に75歳の女性が塔ノ岳2000回登頂の新聞記事が張ってあった。この女性は100名山や海外の山も登っているそうだが、年に100回は塔ノ岳に登っているとのこと。前にこの壁の新聞記事で紹介されていた男性は今では6000回登っているそうだ。私は5回目…?

また階段が始まる。歩きながらこの調子だと、丹沢縦走のリーダーの交代が必要かもと危惧し始める。

ここが戸沢の分岐で、ここから花立山荘までの階段が特にキツい。若者にドンドン抜かれる。

時々平坦な所が出てきてホッとするが束の間。

また階段の登り。

まだまだ階段が続く。足が上がらなくなってきた。

岩場も出てきた。こちらの方が階段より楽かも?

立休みをしながら振り返ると、目に飛び込んできた秦野と小田原の街並み。展望は悪くない。

特にこの階段がキツかった。段差が大きいのかな?

やっと花立山荘に着く。

小屋前から富士が見えたが今年は雪がかなり消えている。

塔ノ岳に向かう。平坦に見えるが侮ってはならない。2回目の時、この山荘から塔ノ岳までの登りが特に辛かった思い出がある。

塔ノ岳が見え出した。

金冷シの分岐。左に行くと鍋割山だが塔ノ岳は右に。

この登りも辛いんだよね~!

塔ノ岳が近づいて来た。一度下って登り返す。

塔ノ岳に着いた。11時半になると思ったが、11時15分に着きチョッと驚く。

山頂は登山者で一杯。随分追い抜かれたが追い抜いた人は一人もいなかった。完全に弱者登山。山頂は風が強くて寒い。

左が大山で右が三ノ塔。表尾根が良く見える。表尾根を歩いている人の姿も…!

富士もよく見えた。塔ノ岳は海が近いためか霧が出やすく、展望の良い日が少ない。今日はラッキー。右に下りるとユーシンの標識。尊仏山荘に泊まってユーシンに下りてみたい。秋のウォーキングでユーシン渓谷を考えている。

右奥が蛭ヶ岳で左が檜洞丸。この間が丹沢主稜と呼ばれる尾根でコンパクトだが丹沢を代表する尾根。丹沢縦走はこの尾根歩きがメインになる。

右が丹沢山で左が蛭ヶ岳。この間の尾根の展望は抜群でシロヤシオの時期が楽しみ。

満開のマメザクラ。この桜は箱根や丹沢でよく見られる。小さな花を一つ一つ見るととても美しい花だと思う。

風がなければ最高なのだが…!

1時間半近くノンビリしていたが次々登山者が登ってきて山頂は常に満杯。塔ノ岳は丹沢で大山に次ぐ人気の山。

大山の左にポツポツと3つピークがあるが、サンコウさんと今度登ろうとしている大山三峰。丹沢でも難度の高い山らしい。

山頂に立てば、登ってきたシンドイ思いが消えるのが不思議。ここからは下りるだけと下山開始。

この辺りの登りは辛いよね~!

花立山荘下の最高に辛い階段。ここから見える秦野と小田原の間の丘陵は曽我丘陵かな~?遠くには5月末に歩く予定の真鶴半島が見える。

若者達は岩場でも飛ぶように下りる。登るのも早いが下りるのも早い。

堀山の家。冷たい甘酒を購入したが自家製でなく缶入りだった。私が最後の客で13時40分で茶店が閉店…?

駒止茶屋。今日は営業しなかったようだ。

新緑のモミジ。秋に来たいと思うが…?

見晴茶屋。開いているようだが余り商売熱心じゃない感じ。丹沢の茶屋は定年退職した人が権利を買い取って趣味でやっている人が多いと聞いたことがある。

大観峰の分岐で久し振りに大観峰を回ることにした。

昨年11月に大観峰の大倉高原山の家は閉鎖したのこと。こちらを回る登山者は少ない。

大観峰からの展望。

朝閉まっていた観音茶屋が開いていた。

氷の幟を見て堪らず注文。今日はトテモ喉が渇いた。体調がイマイチだったかも?

馴染み客が立ち寄って「牛乳プリン」を買って行く。地元の牧場の牛乳を使い、自家製とのこと。私も買ってみたがプリンというよりゼリーに近いかな。濃厚な牛乳の味がしてプリンより美味しいかも~!

大倉に戻り、レストランでビールを飲もうとしたがレストランは閉店したようだ。今日はアルコール抜きで帰りました。

丹沢縦走中にリーダーが動けなくなったら山行はどうなるのだろうか…?歩きながらチョット心配になった。

塔ノ岳は大倉尾根と表尾根で5回目だが内4回は単独行。丹沢は「小田急沿線や湘南地区ハイカーの地元で登山者が多い。登山道や標識が整備されていて迷う場所が少ない。バスの交通網が発達している。展望の良い山が多い。」というような特徴がある。立川を5時台に出れば日帰りで色々な山に登れると思う。奥多摩より登山者が多いだけ安全かも~?

表尾根と大倉尾根を比べると、表尾根の方がアップダウンが多く、時間もかかるが、展望が良く、階段が少ないだけ人気があると思うが、圧倒的に大倉尾根の方が登山者は多い。

丹沢はいつ行っても若者が多いのに驚かされる。どちらかと言えば奥多摩の川苔山の感じかな?

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