奥多摩湖の水根から登る六ツ石山は奥多摩三大急登の一つと言われている。前から一度登ってみたいと思っていたが体力が落ちる前にとチャレンジすることにした。
予想違わず急坂の連続で立ち休みを繰り返しながらどうにか登ることができた。ある雑誌でこのルートは大学山岳部のトレーニングによく使われていると書いてあったが、確かに若者のトレーニングには良いルートだと思う。
トオノクボから防火帯の尾根道に出るが頂上と思って上がるとまだ先に山が続く。これが4・5回出てきて最後は祈るような気持で「頂上であって欲しい」と。私にとってはかなり大変な山でした。
奥多摩三大急登とは一般に水根から六ツ石山、安寺沢から本仁田山、稲村岩尾根の鷹ノ巣山を言うそうだが、自分としては海沢三滝から大岳山が一番印象に残っている。山に登り出して間もない時期で、尾根に上がって15分ほど全く動けなくなった思い出がある。
帰りはまだ歩いたことのない水根沢林道を下る予定だったが、分岐の標識に通行注意の掲示があったので、ここもまだ歩いたことのない倉戸山経由で下りた。
標
水根8:15→産土神社8:45→祠9:35→トオノクボ10:15→六ツ石山10:55/11:25→鷹ノ巣山分岐12:45→倉戸山14:00→倉戸登山口15:00→倉戸口バス停15:10
標高
水根540、六ツ石山1478、倉戸山1169、倉戸口バス停540
7:55の峰谷行バスに乗ったが超満員。境橋で7・8名下りたが水根は自分一人だけ。皆何処に行くのかな?
水根からむかし道を歩く。
青目不動の上からむかし道に分かれて六ツ石山に。
家の軒先をグングン登る。後ろに奥多摩湖がキレイに見えるが住んでいる人にはこの坂はキツイだろうな?
畑の脇を通ると登山道に。最初から急坂。
産土(うぶすな)神社。ここまで登って来る地元の人は大変だと感心する。
杉の植林地帯をひたすら登る。一定傾斜の急坂が続きトレーニングには最適?
祠があった。一円、五円、十円玉が沢山奉じられていた。
まだ急登が続く。
自然林に変わり漸く尾根か?
防火帯の尾根道に出るがかなりの急坂。霜溶けの道で靴が滑る。
頂上に着いたと思ったらまだ先に道。
またまだ先に道が!
まだ先に道。そこまでで許して!思わず笑いも。
やっと頂上。山頂に転がっている石は昔山岳部のトレーニングでザックに詰めて麓から運んできた物だそうだ。今はチャンと麓に戻していると思うが?
鷹ノ巣or日陰名栗峰?
木の間から富士が見えた。木が邪魔して景色は余りよくない。
奥に大菩薩と雲取が見えた。この方面だけ木が切れている。
石尾根に下りて鷹ノ巣に向かう。北面は霜柱で登山道が細っている。
石尾根は多くの人とすれ違った。南面は気持ちの良い道。
右に上がると石尾根縦走路(尾根筋)、左は倉戸山方面。左に向かう。
水根沢林道への分岐。ここを下りる予定だったが通行注意の看板で倉戸山経由に切り替える。
次回は水根沢から登ってみたい。
右は鷹ノ巣、左が倉戸山。今から鷹ノ巣は時間的にムリ、左に。
マウンテンバイクが二台通り過ぎて行った。前に鷹ノ巣の避難小屋でマウンテンバイクの集団を見たが、この山は自転車のメッカ?
後を振り返ると鷹ノ巣が木の間から見える。葉が茂ったら何も見えない。
榧ノ木尾根はだだっ広く緩やかな尾根。歩いても中々高度が下がらない。
落葉がワンサカ。落葉の下の小石、根っこ、小枝が怖い。何度か滑った。
倉戸山に到着。
倉戸山からは急坂が続く。正面に大岳山、御前山、三頭山の奥多摩三山が見えた。
厚い落葉の道。注意しながら下りる。
神社に到着。
朝六ツ石に登った尾根は左?尾根筋はトオノクボからの境橋に下りる尾根かな?
倉戸山登山口に到着。
倉戸口の静かな集落。新道はこの下のトンネル。
何故か桜が? 多摩ニュータウンで11月桜の並木を見たがそれと色が違う!
倉戸口のバス停に到着。20分ほどでバスが来た。まあラッキーかな?
明日はアルコの忘年ハイクと忘年会。これも楽しみ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます