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天城縦走路

2018-05-20 | ハイキング

天城縦走路は天城高原ゴルフ場から天城峠バス停に至る約20km、7時間半のハイキングコース。

以前から天城縦走路を歩いてみたいと思っていたが、歩くならシャクナゲの季節と狙っていた。

単独で歩く予定だったが、サンコウさんが楽しみにしていた例会山行が中止になったということで一緒に歩くことになった。サンコウさんは昔ここを歩いたことがあるという。

天城縦走は日帰りではムリ。伊東のビジネスホテルに泊まり、天城山から天城峠に向かうことにした。

シャクナゲは伊豆市のHPで今年の花付きは悪いと出ていたが、万三郎付近で満足のいく花が見られた。

戸塚峠から八丁池までの道は飽きが来るような長い長い水平歩道。

八丁池は天城の瞳といわれている通りの素晴らしい池だった。この池を見ただけでも歩いて来た甲斐があった。

8時から歩き出し天城峠バス停に16時半に着いたが、8時間半よく歩きました。

天城高原登山口8:00→四辻8:15→万二郎岳9:15→万三郎岳10:50→戸塚峠(昼食)12:05/40→白田峠13:05→八丁池13:50/14:05→天城峠16:00/05→天城峠バス停16:30

標高:登山口1045、万二郎岳1300、万三郎岳1405、戸塚峠1160、白田峠1170、八丁池1180、天城峠830、天城峠バス停650

天城高原登山口は伊東駅から7時55分にバスが出るが、最初のバスは7時15分に荻車庫から出て登山口に1時間早く着く。今日は長時間歩きになるので駅からタクシーで荻車庫に向かった。2250円。

天城高原登山者用駐車場。今日は日曜で8時前で既に満車状態。シャクナゲの時期は登山者が多い。

昨年4月2日にアルコでこの登山口から登ったが、あの時は雪の登山になった。

歩き難いゴロゴロした石の道を歩く。

四辻に着く。天城山を周回するときはここに戻ってくる。8年前の5月に天城山周回コースを一人で歩いた。

昨夜のブラタモリで天城越をやっていたが、このような石は海底火山の残骸で、馬や駕籠が使えず天城越を非常に困難にしたそうだ。確かに甚だしく歩き難い。

こんな階段も…。万二郎岳の登りが今日のコースで最大の辛い所。

万二郎岳に着くが霧で景観なし。昨年4月は雪のためここで撤退した。

万三郎岳に向かって急坂を下る。

 リョウブ、アセビ、ヒメシャラの並木の中をノンビリ歩く。

色の鮮やかなミツバツツジ。天城山はミツバツツジの名所でもある。

眼下にゴルフ場が見える。あそこから登ってきた?

万二郎岳から万三郎岳は歩いていて楽しい道が続く。アップダウンがあるが、1時間半で100m強の登り。

ヤマツツジも出てきた。

ここから名物アセビのトンネル。

石楠立(はなだて)という場所。ここから石楠花が続くハズ…!

今年のシャクナゲは花付きが悪いと伊豆市のHPに出ていたが花が見当たらない。いつもならシャクナゲのトンネル…!?

今日初めて見たシャクナゲの花。

立派な天城シャクナゲの看板があったが、肝心のシャクナゲが見当たらない。

岩場に見事なシャクナゲの花が出てきた。今日はこの花を見に来た。感激です…!

キレイなシャクナゲが続く。ここのシャクナゲはピンクよりも白い花で清楚な感じがする。5,6本見事な花付きのシャクナゲを見て満足。

万三郎岳山頂は多くの登山者で座る余地がない。

ここのミツバツツジは色が鮮やか…!

山頂を素通りして先を急ぐ。

ここを右に行くと8年前に歩いたシャクナゲ周回コースで、この先にシャクナゲの群生地がある。今日は左に天城縦走路に向かう。

目も鮮やかなブナの原生林が出てきた。天城山のブナ林も有名。

ブナの幼木のようだが生き残るのはどれだろうか?

片瀬峠から、下りて来た万三郎岳を見る。山肌のミツバツツジが鮮やか。

片瀬峠から登り返して小岳山頂。

ヘビブナ。成長時に倒木で押し潰されたのだと思うが、倒木は跡形もない。

戸塚峠。今日は風が冷たい。日当たりで風が来ない場所を探して昼食。

戸塚峠から八丁池まで延々とフラットな道を歩く。ブラタモリで900m級の尾根が伊豆半島を南北に分断していると話していたが、実感して分かりました。でもアップダウンのない平らな稜線だね。

白田峠。峠という感じがしない峠~?

道は悪くない。ただひたすら平らな道を歩き続ける。

樹間から天城山が見える。大分歩いて来た。

やっと八丁池が出てきた。

感動的な池だった。芝生に座り、しばらく呆然と眺めていた。

池の傍の展望台に登る。

八丁池越に富士の頭が見えた。頂上付近まで雪が溶けて地肌が見えている。

こちらは天城山。右から登って左の稜線を歩いて来た。右が万二郎で左が万三郎。

八丁池近くまで車道が来ているが、天城縦走路を天城峠に向かって下りる。

湧水の近くにワサビ田が出てきた。伊豆はわさび生産量が日本一とブラタモリで言っていた。奥多摩のわさびも有名だが、わさび田を見るたびに、栄養が殆どない清流でよく育つと感心する。

この道も殆ど高低差のない道を下りて行く。八丁池から天城峠まで2時間で300m下りる。

向峠の標識。ここも素通り。

やっと天城峠に着く。天城山から5時間以上歩いて来た。

天城峠は旧天城トンネル見物がてら4,5回来ている。

旧天城トンネルに下りる。久し振りだが、トンネル内に電気がついている。数年前までトンネル内に電気はなかったと思ったが…!?

ここから新トンネルまで下りる。ここを下りるのは今回初めて。

10分程下りるとトンネルわきの国道に出た。

天城峠バス停に無事到着。8時間半よく歩いた。

一度歩いてみたいと思っていた天城縦走路を歩けて満足。歩いた感想は、一度歩けば十分だね。シャクナゲ見物なら天城山周回コースで十分と思う。

天城峠から西に二本杉峠、三蓋山、猫越岳、仁科峠の伊豆山稜線歩道はGABIBOさんに連れてきてもらって歩いたことがある。

須崎遊歩道、寝姿山、長九郎山、燈明ヶ崎、葛城山、踊子歩道、恋人岬、堂ヶ島、沼津アルプスなど地図を見ると伊豆も色々な所を歩いて来たと思う。

伊豆は民宿の料理が美味い。交通が不便なのが欠点だが、今度はどこを歩こうかな?

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