Nyanyahoi's Essay

庭あり、音楽あり、食道楽あり。本館と庭と別館のエッセイ部分をまとめてみます。ブラザーズとpenchiも時折登場。

ジプシーの性分というか・・・

2006-02-04 02:05:21 | etc.
このディープな下町と山の手の境に暮らしてやっと3年。
下町の濃さにも、ブラザーとのはちゃめちゃバトルが路地に響き渡って落ち込んだりこじぱぱ家をはらはらさせてしまうのにも、落ち込みながらも半分開き直る免疫がついてきました。
ママちゃん同士の盛り上がりまくりの飲み会の片隅にいるのにも少しは免疫がついてきましたし。

いまはくまじぃが単身赴任で2年暮らした韓国へいってみようとしています。
ハハの付き添い、といいいつつ、くまじぃが亡くなってすぐ、友人にくまじぃが貸していた韓日辞典がふらりと実家に帰ってきたこと、そしてこじぞうのクラスに越してきた韓国からのお友達、そしてオンマとの出会い、そしてひょんなことからハングルを教えていただくことになり。
なにか「縁」を感じずにはいられなかった、それをなにかかたちにしてみるべきだと思ったのかもしれません。

でも、きょうは何か少し、おセンチな(笑)気分にもなっています。
1年の期間が終わり、こじぞうの友達は韓国へ帰ることになりました。
オンマともお別れです。
15回近く引っ越した自分が去ることには慣れていたつもりですが、見送ることには慣れていないのでしょう。
コドモはすごい。まったく言葉が通じないところから始まったのに、もうぺらぺらにしゃべってる。ことばが通じなくても心が柔軟にオープンに通い合っていたのでしょう。

なのに私は、どうだろう・・・?
見た目オープンで社交的? でも、実はものすごく人見知り。
あちこちの土地で慣れるために、見た目強がって、わかった振りして、めいっぱいおしゃべりで明るく振舞う癖もついているけど、その次のステップにいつも踏み込めてない自分がいることにも気づいています。
この下町も明るくてディープで開けっぴろげで。でも、こじぱぱの実家もあるし、なんだか見透かされてるような気がして、なかなか懐に入っていけない自分がいる。
ハングルも、すこし読んだり話したりできかかっている分、次のステップに踏み込む戸惑いを感じている、かもしれません。
オンマにもっと開けっぴろげに質問したり、素直にいろいろ話したりすればよかったなぁ・・・


引っ越す先々で、父くまじぃはホームとアウェイでいうなら「ホーム」の状態にいつもいたような気がした。親分肌で。
でも、韓国にいたときはどうだったんだろう? 素直じゃないくまじぃが、孫の声ききに国際電話をくれたときは、いつになく心配になった。
それで、あかんぼこじぞうつれて、一度押しかけちゃったんだけど。
無邪気に楽しそうだったくまじぃと行った先にも、も一度行ってみたい。

仕事ばっかりで話すことも少なかったり、年頃で反発したり、異性の親だからついちょっと距離を置いたりした時期もありましたが、いまになって、離れてみて、
「あぁ、あの時は父も強がってたんかなぁ、自分と一緒だったんかなぁ?」
なんて、ふとおもうこともあり、そんな軌跡も、たどってみたいと思うのです。
けっこう、気質、似てるんだよね。手相も似てたし。


あぁ、夜中に書くと、支離滅裂だわ。
コメント
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