(内容)
著者・長江俊和が手にしたのは、いわくつきの原稿だった。題名は「カミュの刺客」、執筆者はライターの若橋呉成。内容は、有名なドキュメンタリー作家と心中し、生き残った新藤七緒への独占インタビューだった。死の匂いが立ちこめる山荘、心中のすべてを記録したビデオ。不倫の果ての悲劇なのか。なぜ女だけが生還したのか。息を呑む展開、恐るべきどんでん返し。異形の傑作ミステリー。
初読みの作家。
少し前に話題になっていたし、本屋で大々的に売り出してたので気になっていた作品。
「カミュの刺客」というドキュメンタリーが出版禁止になったのを筆者が引き出したというストーリー。
構成がなかなか凝っているのだが、既にこのパターンは「館」シリーズであったので、それほど違和感はなかった。
むしろ、その無理矢理感が気になった。
終盤にどんでん返し的な展開が待っていたが、伏線が難し過ぎて、やられた感は全くなかった。
全体的に無理矢理、こじつけの感じが残りイマイチ入り込むことが出来なかった。
少し間をおいて再読したら、面白さがわかってくるかもしれない。
★★★☆☆
著者・長江俊和が手にしたのは、いわくつきの原稿だった。題名は「カミュの刺客」、執筆者はライターの若橋呉成。内容は、有名なドキュメンタリー作家と心中し、生き残った新藤七緒への独占インタビューだった。死の匂いが立ちこめる山荘、心中のすべてを記録したビデオ。不倫の果ての悲劇なのか。なぜ女だけが生還したのか。息を呑む展開、恐るべきどんでん返し。異形の傑作ミステリー。
初読みの作家。
少し前に話題になっていたし、本屋で大々的に売り出してたので気になっていた作品。
「カミュの刺客」というドキュメンタリーが出版禁止になったのを筆者が引き出したというストーリー。
構成がなかなか凝っているのだが、既にこのパターンは「館」シリーズであったので、それほど違和感はなかった。
むしろ、その無理矢理感が気になった。
終盤にどんでん返し的な展開が待っていたが、伏線が難し過ぎて、やられた感は全くなかった。
全体的に無理矢理、こじつけの感じが残りイマイチ入り込むことが出来なかった。
少し間をおいて再読したら、面白さがわかってくるかもしれない。
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