三十汁+α

いよいよ三十路のアタクシを、節度を保ちつつ、垂れ流していこうかな。
とか言ってるうちに、もう@年。

陽気なギャングが地球を回す

2006-05-25 11:09:44 | 映画
 途中までしか本読んでないのに、観に行ってしまった。
 どうしても観たくて。

 とてもテンポが良くて、『あー本と違うなー』なんて思っているうちに、物語はどんどん進行してしまうので、読まずに行った方がイイかもしれませんな。
 所々やりすぎの感があるんですが、まぁ楽しい映画でしたよ。
 純粋に。
 原作の伊坂さんはスピード感があると言われているので、そういう意味でも原作の世界観を大事にしてるんでしょうか。
 作り手が楽しんでる、という感じがすごく伝わってきます。
 こういう映画、好き。

 当たり前だけど、響野の演説と銀行強盗は同時進行なので、映画だと彼の演説全てが明瞭に聞こえるわけじゃないのね。
 強盗シーンの裏になってるっていうか。
 でも逆に、映画で早口でスラスラと話されると、彼の特技が際立つなぁ、と。
 本だと自分のペースで読んでるからね。
 DVD化の折には、ぜひともライブのマルチアングルよろしく響野アングルをお願いしたい。
 それにしても佐藤さん、台詞多かっただろうなー。ふふ

 大沢たかお、若い時よりずっと格好良くなったんじゃないかしら。
 特に派手顔でもないのに目を引くのは、やはり流石なんですかな。
 松田翔太君もイイ感じの存在感でした。
 クールすぎず熱すぎずクレイジーすぎず。
 鈴木京香ってばスタイル良すぎ。
 立ち姿が美しいったらないね。
 そしてそして、愛する佐藤浩市様。
 今回は金髪アフロの夢追い人という役どころで、いつも(?)のパリっとスーツ姿ではなかったんですがね。
 こういう役の時、佐藤さんってば顔の筋肉までだらしなくできるんだなー、と。
 口から生まれて口だけで生きてきた響野さんっぽかった。すごく。
 やっぱりステキ

 そうそう、お気に入りは病院の待合室で、下唇を突き出してる佐藤浩市様です。
 か~わい~ったらないd(≧▽≦)b