(フェイスブックにも投稿)
末日聖徒の間ではごく稀にしか見られない視点であるが、敢えて紹介したいと思う。まず、ヨハネ19:26を欽定訳とギリシャ語本文を比較してみる。
Woman, behold thy son! v. 26
& . . . 本文を読む
「堅固な基(もとい)」(ヒラマン5:12) [フェイスブックにも投稿]
--- 参照(脚注)の意味 / ヘブライ語聖書に見られる語呂合わせ ---
ヒラマンが息子たちに、あなたたちが贖い主の岩を基とし、その上に築かれていれば、その基は岩のように堅固であって嵐に襲われても倒れることはない、と諭している。その「堅固な基」は英文で firm foundatio . . . 本文を読む
アーマンド・L・マース(元ワシントン大学社会学教授、バイナル・G・マース伝道部長の子息)昨日8月2日他界。享年92歳。
モルモニズム研究(Mormon Studies)の代表的研究者。「白人でも黒人でもなく」(1984年)の共編者、「天使と蜜蜂の巣箱」(1994年)の著者。
[右端がA.L.Mauss]
日本で青年時代を過ごした親日家、上智大学(東京)卒、カリフォルニア大学(バークレー) . . . 本文を読む
[上海、外灘(がいたん)、かつての租界、観光地区]
今年4月5日、春季総大会でネルソン大管長は上海に神殿ができると発表して教会員を驚愕させた。この上海神殿を取り巻く状況について、ソルトレークトリビューン紙は4月29日付けで、上海に神殿が建つ可能性について見通しは必ずしも楽観できないと報じた。
心臓の外科手術の面で指導したり中国に講義のため滞在したりして、中国から他の誰よりも信頼を勝ち得て . . . 本文を読む
日本の教会員で力ある女性会員をあげるとすれば、どんな姉妹たちになるのだろうか。
ここで「力ある」というのは、影響力あるよく知られた人といった意味である。人物誌を振り返ってみて気づいたところをあげてみたい。ただ、次のリストは私個人の判断によっており、知っている範囲も限られているので、共通して言える資質や要素、日本の教会の現状(一端)を一瞥するにすぎない。
戦前の方は実感をもって知ることが . . . 本文を読む
[出版の自由、編集の自立]
昨年12月~今年1月初旬ここに投稿以来、いくつかの反応があったので、まとめて記しておきたいと思う。
編著者にとって嬉しいことは、好意的かつ積極的評価が寄せられたことであった。
「貴兄の熱意と情報収集力、編集力などに敬服しています。」(東京、長老的存在)。
「与えられたことを与えられたようにすることは、当たり前のことで、与えられない良い . . . 本文を読む
[新唐人電視台、カナダにある。中国に批判的。]
2014-16年の3年間に浙江省で1500以上の教会が、十字架の撤去、会堂の破壊、聖職者や信徒の指導者の身柄拘束など迫害を受けてきた。実際には同省政府が「古い街区の改造、違法建築取り壊し」を名目に2013年から始めていて、2017, 18年にも散発的に十字架撤去が行なわれていた。河北省、山西省や他の省でも行われたことが伝えられた。
これは夏 . . . 本文を読む
フェイスブックのある頁に当代切っての読書家MK氏がこのように投稿した。
義人が捕らえられ
→ 権力者のまえに引き出され、訊問される
→ そのメッセージが多くの人を救いに導く
という類型(パターン)が、将来起こることの予型としてモーサヤ書11章以下に出てくるという。しかもこの類型はモルモン書にたびたび現れると指摘している。
[アビナダ . . . 本文を読む
考えてみれば大したことではないのに、私は1980年代から今日までこの that に続く節をどうとらえたものか苦労していた。結論を言えば次のように区別される。
目的を表すthat 節
例 Adam fell that we might be. IIN2:25
we did pitch our tents again, that we might tarry& . . . 本文を読む
[2005年 ジョセフ・スミス生誕200周年記念 BYU紀要特集号]
今年2020年はジョセフ・スミスが最初の示現を受けてから200周年に当たる。今を去る15年、2005年にジョセフ・スミス生誕200周年を迎えた時、米ワシントンDCの米議会図書館で教会内外の専門家が記念シンポジウムを開催した。そしてその内容がBYU紀要の特集号(2005年44巻4号)に掲載されている。以下、見神に関する部分を要 . . . 本文を読む