(facebook 「聖書を原語で学ぶ会」に投稿済)
モルモン書の英語以外への翻訳が間接的に関係するという感触から、現状を見、比較を試みたいと考えました。アジアやその他の国において、アメリカを約束の地と見るモルモン書がどのように受容されているかは大変興味あるテーマであると思っています。 何らそのような分析にはなっていませんが、アジアの諸国における会員数の状況を表化してみました。(「わたしに従っ . . . 本文を読む
[著者高木信二]
これまで日本の末日聖徒イエス・キリスト教会について書かれた、最も詳細な歴史である。物語り風というより、客観的・学術的記述で、年月を隔てた世代の研究者による鋭い指摘も含まれている。英語で書かれたこの大部の著作は、2017年「モルモン歴史学会」(Mormon History Association)から「国際モルモン史について書かれた最優秀書」に選ばれた。
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[Eran Shalev]
イスラエルのハイファ大学でアメリカの歴史・文化を研究するエラン・シャーレヴは、約1世紀にわたって合衆国成立の時代(独立戦争~共和制国家成立)に出回った、疑似聖書文書の一つとしてモルモン書が登場した、と指摘する。以下、シャーレヴの記事を簡単に紹介したい。
疑似聖書的物語りは、アメリカ人が自分たちの歴史が聖書の歴代誌(年代記、歴史記録)に組み込まれ . . . 本文を読む
モルモン書が読書課程にあがっている今年度最後の12/20日にかけて、故スぺリーBYU教授があげたモルモン書の9つの普遍的な特徴ないし教えを紹介したいと思う。(Facebookの「聖書を原語で学ぶ会」に掲載済)。
1 「万国の民にご自身を顕す」(扉の頁)。ここには何らの偏狭さも、排他性もなく、特定の人種、肌の色、教派を対象としたものでもないことが謳われている。「顕す」の名詞 . . . 本文を読む
[潟沼誠二名誉教授。2018年瑞宝中綬章を受けられた時の写真]
[記録] 元北海道教育大学教授潟沼誠二兄弟が「BYU紀要」にこんな文を掲載していた。一部翻訳紹介させていただきたいと思う。以下、引用。
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日本の知識階級は私達の教会をアメリカの教会と見做してい . . . 本文を読む
日本ではインスティチュートの生徒用手引きが、「教義や聖典理解の一番の権威」として用いられることが多い。しかし、「アメリカでは高卒生向けの出発点」くらいに見なされている。BYU(プロボ、アイダホ、ハワイ学)の宗教クラス210, 211番などに用いられ、最も易しいレベルでセミナリーの延長線上にある。聖典で難解な箇所や矛盾が見える部分は、調整型の編集が行われ生徒を当惑させないように配慮されている。 . . . 本文を読む
[右から二人目が原田明兄弟。トングマンの活動を終えて、成果を前に]
10月17日(土)午後、ズームで行なわれた「LDS聖研グループ研究会」で、尼崎ワードの原田明兄弟(元電通社員、69歳)が尼崎を拠点に社会奉仕活動に幅広く携わってきたその動機と経験について話した。
彼は尼崎の環境系のNPOに参画して20年になるが、6年ほど前から街からゴミをなくす運動を「ごみレスキュー隊『トングマン』」と称 . . . 本文を読む
(研究会発表要旨 その1) フェイスブックでも投稿済
10月17日(土)午後、ズームで行なわれた「LDS聖研グループ研究会」で、大阪北ステーク岡町ワードの平尾二三夫兄弟(小学校教諭)が「愚痴や諦めではない教育の話」と題して話した。世間と学校の間で教育観の違いが時々生じている。例えば、小学校ではシャーペンが禁止されていて、教師たちは時代遅れとか非常識であるとか批判される。危険ではないし軽く便利な . . . 本文を読む
一週間後、10/17日(土)午後2時開始の、Zoom による「LDS聖研グループ研究会」に参加する方法をお知らせ致します。下のurl をクリックして、ミーティングID とパスコードを記入してください。
Zoomミーティングに参加するhttps://us02web.zoom.us/j/82786858785?pwd=NWF1UWFNYVFHL01vZURWdkd3dFcvdz0 . . . 本文を読む
[お知らせ]10月17日(土)「LDS聖研グループ研究会」(Zoom) 14:00-15:30
発表者
原田 明 「なぜソーシャルな活動をするか。LDSとしてのヴィジョンと動機」
平尾二三夫 「愚痴や諦めではない教育の話」
駄竹企美子 「ヤベツの祈り」
座談会(発表された内容に関連して)
(発表者の持ち時間は各20分)コロナ禍のため、6月に予定していたものを10月に、新 . . . 本文を読む