末日聖徒は時としてコーチのいないスポーツ選手のよう
その心は、
生活にゆとりがなかったり、
怠慢、高慢、近視眼に陥ったりして、
円満かつ立派に成長・進歩していないように見える。
[解説] [お断り。凡夫である自分にもよく当てはまるのであるが。]
コーチはクリスチャンにとって「聖霊の導き」や「聖典の教え」のはずである。しかし教会に留まっている末日聖徒の中には、 . . . 本文を読む
[コッフォード出版の近刊]
近年、コッフォード出版(Greg Kofford Books)という出版社が私のような読者にとって大きな役割を果たし始めている。まだ健在であるシグナチャー社に並び、貴重な書籍を次々提供してくれている。
私のような読者というのは、モルモニズムを客観的ないし批判的(研究者の視点という意味)に扱った、読み応えのある最新の書籍に精通しておきたいと思う末日聖徒のことであ . . . 本文を読む
前史を持たないアメリカ人とモルモン書(「アメリカ研究者のBofMにたいする見方」より)
[「アメリカ研究者のBofMにたいする見方」]
昨年2019年に出版された「アメリカ研究者のモルモン書に対する見方」の1章「地中に埋められた書物:モルモン書(啓示)は米国民の腐葉土的基盤を示唆」から要約しながら引用したい。モルモン書のアメリカ的特性を示していて、大変興味深い。以下引 . . . 本文を読む
[聖書協会共同訳 新約聖書]
1 新約聖書関連の記事多数。
教会が日曜学校を始め新約聖書から学ぶ年であったので、新約聖書に関連する記事が多かった。8/27ディアトリベ、9/14 引用の4種、9/13 引照の意義、12/12 黙示録など。
[日本末日聖徒人物誌」]
2 「日本末日聖徒人物誌」関連。
拙著が11月初旬に出て、11/15その紹介、12/4 感想文 . . . 本文を読む
「日本末日聖徒人物誌」を出版して1カ月半近く経つが、好評を受ける一方二つの点で批判を受けている。この批判はフェイスブックのある末日聖徒のグループ(非公開)で12月15日頃から始まり、そのサイトで関連記事が削除された。(削除される前の紹介記事に95人の会員が「いいね」を押してくれていた。)
一つは個人情報に関する懸念からのもので、掲載を望まなかった人がいたらどうする . . . 本文を読む
[書評・感想文は大切だと感じたことを一つに絞る、とある]
11月上旬に出版されて以来、「日本末日聖徒人物誌」に次のような感想文・短い書評が寄せられた。ここに紹介したいと思う。12月初旬のこんにち、約120冊が頒布された。
・「出版おめでとうございます。後世に残る力ある業をされましたね。読んでいて自分と同年の人々が目に留まりました。1940年生まれの人々 . . . 本文を読む
[表紙。文字は下に同じ。]
日本末日聖徒人物誌
沼野治郎 著
日本で末日聖徒イエス・キリスト教会(通称モルモン教会)が1901年に伝道を開始して以来、教会に加入し教会を支え活躍した人々の
プロフィール
. . . 本文を読む
オックスフォード大学出版がこの8月、標記の題で本を出版した。モルモニズムに関心が寄せられていることが分かる。17篇の評論を掲載していて、3篇が末日聖徒の書いたものである。来年、教会ではモルモン書を読むことになるので、ここに目次から一部紹介したい。昨年もO.U.P.がモルモニズムに関する本を出していたが(当ブログ2019.02.18)、この書物も手に入れたいと考えている。編集はエリ . . . 本文を読む
最近ふと、末日聖徒の間に聖書の原語を学ぶ文化や伝統が見られないのはなぜだろうかと思った。以下私が思いついた理由をあげてみたい。
一、まず、初期の末日聖徒は多忙で余裕がなかった。西部の荒野を開拓し、そこに定着するのに懸命で、聖書の原語を学ぶどころではなかった。
二、その必要性を感じなかった。回復された福音を信頼して、英語で十分であった。
三、教える人、ジョセフ・スミスの預言 . . . 本文を読む
[発表の募集] (フェイスブックにも掲載)
2020年春季「LDS聖研グループ研究会」(大阪)の研究発表を募集致します。
場所: 新大阪の駅近辺に会場を選ぼうと絞っているところ。
とき: 2020年(令和2年) 6月20日(土)午後 予定
期限: 2019年12月31日
2020年春、次回は大阪で「LDS聖研グループ研究会」を開催したいと予定しています。福 . . . 本文を読む