惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

球根

2008-10-25 20:32:53 | 園芸
 植え付け時期ですね。
 テッポウユリを3個、庭の隅に埋めました。ヒヤシンスは鉢植え予定なので、土の準備。

 球根は毎年、増殖するのですが、植える場所が増えるわけではない。余ったぶんは誰かに貰ってもらうことになります。
 今日もテッポウユリとヒヤシンス、それぞれ5~6個を「ご自由にお持ちください」と書いて道路わきに出しました。すると、「いつの間に?」と思うぐらい早く無くなってしまいます。

 今日の一番手は、私が球根を置くのを見ていた隣のおじいさん。
 二番手にやって来たご夫婦は、奥さんが「ユリだって!」と喜んでいたのですが、旦那さんが「食えるんだよな。旨いらしい」と言ったので、ユリを植えていた私はつい笑い声を出してしまったのです。そのせいか、二人はそのまま通り過ぎて行ってしまいました。


部屋の谷

2008-10-24 20:24:40 | 日記・エッセイ・コラム
 部屋の中に、どんどん物が溜まってゆく(おもに本ですが)。溜まった物が山を成す。山がいくつかできれば、その間は谷となる。

 そんな谷が部屋のあちこちにあります。で、その谷にいつの間にか物が滑り落ち、堆積してゆく。得体の知れないもので谷底がせり上がってくる。不気味です。

 よんどころない事情があり、今日、そんな谷底のひとつをサルベージしました。

 いやあ、あきれる程、年代を経たものが出てきました。掃除とかしなかったのかなあ、と自分でも不思議な程です。
 いつの間にか物の怪が部屋のあちこちで誕生しているかも。


オビが二重に?!

2008-10-23 20:31:10 | 本と雑誌
 締め切りを1日遅れでクリア。

 書評原稿と一緒に書影も電子データで送るのですが、本の表紙をスキャンする際、オビ(腰巻)は取り除きます。カバーの装幀そのものを「本の顔」とするわけです。

 で、今日、竹内オサム著『手塚治虫 アーチストになるな』(ミネルヴァ書房)の書影を撮ろうとして、オビを除いたのですが、何と下にもうひとつ別のオビがあったのでビックリ仰天。いったいどうしたのでしょう?!

Tezuka0810  普通に見えているオビは、写真左側のやつです。銀地にカラーで手塚さんのキャラクターが多数印刷され「マンガの神様も苦悩した!!」などの文言があります。裏には著者の「はじめに」から引用した本書の狙いが書かれている。
 で、右側の下部に見える黒い部分が、下から出てきたオビ。「若き日の栄光、そして挫折、マンガの神様が遺したものとは。」と、比較的地味なキャッチがあって、裏には本文の目次が紹介されています。
 オビの大きさは、上になっている銀地のやつが高さ9センチ3ミリ。下の黒いのは高さ5センチ5ミリ。だから銀地のを上に巻くと、下のはまったく見えません。事実、私も買ってきて、カバーを外して中味を読んで、今日、再びカバーをつけてオビを外す――その瞬間まで下のオビのことには気づきませんでした。

 思うに、たぶん、最初は下の地味なオビだったんでしょうね。後で書店に送る間際になって、「今年は手塚さん生誕80年だし、当社の創業60周年でもある。だから、ここはひとつ派手にゆこうじゃないか」などということになって、新たなオビを作り直し、そのまま以前からのやつの上に巻いたんでしょう。
 いやあ、こんなこともあるんだ。カバーの裏に何やら印刷されていることもあるし、オビだって何枚巻かれているかわかったもんじゃない。持ってる本はよく調べた方が良さそうです。


山道トレーニング

2008-10-22 20:26:15 | ポッカール
 午後、多摩川を渡って稲城市の裏山でポッカールの練習。

 京王稲城駅から少し南東に入ったところにスポーツ広場がありますが、そのすぐ南側。7~8キロ下手の生田緑地と同じ多摩丘陵の一角で、我が家からの距離は同じくらい。バイクで15分あまり走って、スポーツ広場の駐車場に停めさせてもらいました。

 このあたりは、昔、マウンテンバイクに凝っていた頃に走りまわったので、土地勘があるのです。
 都会に隣接した里山の雰囲気が味わえます。道端には野菊が咲き、木の枝に絡みついたカラスウリの実が赤く色づいています。

Inagi0810  純然たる山道なので、舗装はなし。軽トラックが通れるくらいの道は、表土が流れて小石がゴロゴロしています。森の中の小さな道はつるつるした土の道。どちらも初心者の私には手強い山道。
 写真は森の中の坂道。幅1メートルぐらい。道の中央は雨水が削ってえぐれています。こういうところが走りにくい。

 すごく緊張して練習しました。なかなかうまく走れた気分になれません。
 でも、こうした手強い道を経験すると、普段の坂道が簡単なように思えてくるはず――そう思って、頑張りました。


木製プランター

2008-10-21 20:10:06 | 日曜大工
Planter0810  仕事の合い間に少しずつ作業を進めていたので、3週間もかかってしまった。例によってあり合わせの木材を使ったので、寸法を揃えたり、下準備に時間をとられました。
 仕上げに防腐塗料を塗ったのですが、塗り方がいかにも粗雑ですねえ。もう少し気を遣うのだったと反省。

 大きさは、幅40センチ、深さが約30センチ、長さが90センチあります。自分で設計したものとはいえ、これほどでかいとは。

 育てるのはニンニク。少しでもたくさん育てようと、欲張って大きくしてしまったのが敗因でしょう。
 置き場所に苦労しそう。庭に置くとしても、台が必要になるなあ。だとしたら、さらなる木工作業をしなくては。

 今日の夕食はサンマ。七厘で焼きました。大根おろしとのコンビは、今さら言うまでもなく、絶品。
 秋深し、隣はサンマを焼く人か(いや、隣ではなく、自分が「サンマを焼くオヤジなんですけど)。