夕方、多摩川の土手でポッカールの練習をしていたら、好奇心の強いオジさんがやって来て、色々と尋ねられました。
「面白いものだなあ。これはどこで作っているの?」
「ドイツからの輸入品なんですよ」
「おお! じゃあ、外車ですね」
確かにそのとおりですね。私は外車に乗っているのだ。
おもにスラロームの練習をして、帰宅したらズボンの裾にイノコズチの種がいっぱいついていました。道端に生えているのに触ったのでしょうか。
わずらわしいけれど、なんとなく嬉しい。
〈ナンロメイト〉11月号(マガジン・マガジン発行)が出ました。新刊紹介欄で次の3冊を取り上げています――
- アーシュラ・K・ル=グウィン『パワー 西のはての年代記Ⅲ』(谷垣暁美訳、河出書房新社)
- ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア『たったひとつの冴えたやりかた』(浅倉久志訳、早川書房)
- とり・みき+唐沢なをき『とりから往復書簡1』(徳間書店)