昨夜は、雪から変わった冷たい雨が上がるか上がらないかという頃に家を出て、上野で知人のピアノコンサート。
どうにも電車に乗る気になれなくてバイクで行ったのですが、寒いのなんの。人はこれを「酔狂」と言うでしょうね。
どうにも電車に乗る気になれなくてバイクで行ったのですが、寒いのなんの。人はこれを「酔狂」と言うでしょうね。
今日は雲が多いものの、まずまずのお天気。
夕方、野川沿いの道を歩いてカワセミを眺めてから(この頃は大概いつでも見られます)、街の中心部へ。
市内を東西に走る京王線は、昨年8月、中心部の駅周辺で地下化されました。とはいうものの、ホームはともかく、駅舎などはまだ暫定的で工事が進行しています。
地上に取り残されたレールも長い間そのままでしたが、ようやく撤去作業が始まったようです。
写真の左端の方に外されたレールが置かれています。そのレールの先端が白や赤に塗り分けられていますが、どういう意味があるのでしょう?
また、右側の、撤去途中の軌道に置かれた大きな袋には何が入っているのでしょうか。枕木とレールを留める釘(犬釘というのでしたっけ)?
軌道跡がどうなるのかを含め、色々と興味深いことです。
コンサートは上野の東京文化会館小ホールでしたか?ひょっとして歌のコンサート?
私は所用があって行かれませんでしたが、連れ合いが伴奏ピアニストの方(確か)と同門で、歌手の方も古いおつきあいなので、聴きに行っておりました。
ニアミスでしょうか??
6日夜の、芸大奏楽堂でした。
演奏者はイタリアの作曲家カゼッラの研究をしている方で、珍しく、また面白い曲を聴かせてくれました。
この作曲家は不勉強なものであまり曲を知らないのですが、乏しい知識をたどるとピアノの小品に良いものがいくつかあったと思います。
学生時代にデフォルメの勉強で、何曲か分析したことがありますので。
マリピエロと並んでイタリア近現代の重要な作曲家ですが、レスピーギの陰に隠れた存在ですね。
でもこの人がカステルヌオーヴォ=テデスコを育てなければ、ジェリー・ゴールドスミス(スタートレック映画版やトータル・リコールなど)も出てこなかったので、カゼッラはもっと知られても良い作曲家だと感じています。
ご存知なんですね、カゼッラ。
私は最近まで知らなかったのですが、この演奏家の一連のコンサートで教えてもらい、興味深く感じています。
なんというか、イメージの描写力に優れていて、また聴きたいという気にさせられまるんですよね。
ちなみに、後半の連弾曲では愚息がお手伝いさせていただいてました。