惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

2018-06-23 21:28:33 | スポーツ

 サッカーW杯。昨夜はブラジル対コスタリカ。
 凄い試合でした。特に後半。

 怒涛の攻めを見せるブラジル相手に、必死に踏ん張って守るコスタリカ。押し込んでも、押し込んでも、得点ができないブラジルは攻め疲れをするのではないかと心配してしまうほど。それ程にコスタリカの運動量は凄い。
 とうとう0-0のまま6分間のアディショナルタイムに。
 ここでコスタリカの体力に限界が来たのでしょうか。アディショナルタイムの1分、ブラジルのコウチーニョ選手が得点。さらに7分にはネイマール選手が2点目を挙げました。

 試合終了後、ネイマール選手がピッチに腰を落とし、両手で顔を覆って泣いているのが印象的でした。さまざまな想いが去来し、感極まったのでしょう。
 これでブラジルは本来の強さを発揮できそう。

 朝イチで、先日、そのブラジルと引き分けたスイスと、セルビアとの試合。録画で見ました。

 試合開始後5分で、セルビアが先制。しかし、スイスは落ち着いていました。互角の戦いを進め、後半に入ると、シャカ選手が強烈なミドルシュート。さらに終了間際にはシャキリ選手がセンターライン付近から自分で持ち込んで、落ち着いたシュート。逆転勝利をものにしました。

 シャキリ選手もシャカ選手もゴールを決めた後、やや怖い表情で両手を胸の前で組み合わせ、影絵のハトのような形を作っていました。
 「何だろう?」と思ったのですが、民族的な深い意味があったようで、「政治的」だということで問題になるかもしれません。

 夜は、陸上の日本選手権の中継。
 注目の男子100メートル決勝は、山縣亮太選手が10秒05で完勝。準決勝までうまくいってなかったというスタートでは、ほぼいちばんの反応を見せ、そのままトップへ。最後までリードを譲りませんでした。

 山縣選手の隣のレーンを走った多田修平選手。
 山縣選手に懸命にくらいつき、途中までは離れずにいたのですが、最後は力尽きたかのように後退。10秒22で5位に終わった後、会場の隅で座り込んで泣いている姿が、チラッと映っていました。たぶん悔しさがこみ上げてきたのでしょうね。この先、頑張って欲しい。

 今日はネイマール選手と多田選手、2人の涙が強く心に残りました。