サッカーW杯。昨夜見た試合はアルゼンチン対アイスランド。
メッシ選手の活躍を封じたアイスランドの守りが見事でした。とりわけゴールキーパー。PKのコースの読みがどんぴしゃりでしたね。
広島県立歴史博物館が15日に公開した「日本扶桑国之図」。
現存する最古級の日本地図で、室町時代中期(14世紀中頃)のものだそうです。大雑把なようでいて、実際の日本の姿に近く、とても面白い。
家の人が「なぜ西が上に?」と疑問を発したので、2人で、「なぜだろう?」と考えました。
「西方浄土が天にあると考えたのかもしれない」などと口にしてみたりもしましたが、本当のところは?
自分の出身地ということもあって、四国をじっくり眺めてみました。
この図では讃岐と土佐が境界を接していて、伊豫と阿波が離れているように描かれていますが、実際は、昔から伊豫と阿波が接していて、讃岐と土佐はくっついていません。そこのところが間違っている。
もうひとつ気になるのは、土佐の国内に何か文字が書きこまれていること。他の国でこのような例はほとんどないので、何だろうかと思ってしまいます。
拡大して眺めても、読み取れません。
もしかしたら、4文字のうち、上2文字は「足摺」なのかとも。そして、いちばん下の文字は「澤」か「津」? 3番目の文字は何なんでしょうねえ。「佛」?
地図は大好きなので、できればもっと詳しく見たいものです。同館のデジタルミュージアムでは収蔵品が閲覧できますが、この地図はまだアップされてないようです。
もう少し待てばいいのかな。