予報通りの猛暑。最高気温 37.1℃(隣町アメダス)。
当然、夕方は市民プール。ただ、泳いでいる時、少し降ってきました。
ところによっては、その前にも降って、かなり強い雨だったりしたようですが、我が町あたりは雲の端っこだったみたいで、静かな雨。地面が少し濡れる程度でした。
話は変わりますが、月曜日からNHK・FMで「ポピュラーミュージックヒストリー~発展の歴史と舞台裏~」という特別番組が放送されています。午後4時40分から6時までの80分間。
今日は第3回で、「1950~60年代ポップス黄金期・次世代の職業作家全盛時代~」。説明として「ニューヨーク・マンハッタンに音楽事務所やスタジオがたくさんあり、若い作曲者たちがヒット曲を量産した」とあります。これが感涙ものでした。
番組内容はアメリカのポップスに限られていますが、月曜日の第1回は音楽ビジネス黎明期。フォスターやスコット・ジョプリンなど、音楽出版という業界が始まった頃のお話。
第2回は1920年代から40年代、ブロードウェイ・ミュージカルの主な作曲家たち。
で、今日が戦後から60年頃まで(録音して聞きました)。
アメリカの音楽著作権団体ASCAPがラジオ局から放送権料をぶったくろうとして放送業界が反発、BMIという新しい団体を作って、ラジオはそちらの曲ばかりをかけるようになって、ヒット曲の様相が一変。それまではかからなかったカントリーがラジオで流れてヒットしたりするように。
加えて、戦争に行った若者たちが黒人・白人それぞれの音楽を互いに聴くようになり、チャック・ベリーらのロックンロール(R&R)も流行した。
音楽業界の中でR&Rの新作を送り出すことに熱心だったのが、アル・ネヴィンズとドン・カーシュナーの「アルドン・ミュージック」。
ということで、コニー・フランシスやニール・セダカなどの曲が出て来るわけですが、朝妻一郎さんのお話がわかりやすくて、面白く、アメリカン・ポップスの移り行きがしっかりつかめました。そして、さらに勉強のヒントも。
明日は最終回で、ポール・マッカートニーとマイケル・ジャクソンの話になるらしい。楽しみです。