ああ、たるたる人生  -スペイン版ー

素晴らしい、たるたるな日々のつぶやきを。現在、アンダルシア新婚&育児生活編。

仕事ゲット!

2007年01月26日 | スペイン生活
昨日、日本語クラスの生徒さんと初対面、時間の調整のためにアカデミーに行ってきました。

ちなみにこんな日に限りドイツから寒波が到着、雪やこんこん。激さむでした。


二人来るはずが結局一人しか来ず、もう一人は電話がつながらず。。。残念。

けど来てくれたロベルトくんはたてにも横にもでかい!、よくしゃべるとても感じのいい人でした。勉強したことは全くないけど、やる気はいっぱいで、「書きのお勉強も問題なし?」ときくと「むしろぜひぜひ!」といわれほっ!日本語は発音は簡単だけど、書きが難しいので、ローマ字だけでという人は多いらしいので、ほっ!!

マヌちゃんとボスのセルヒオは「ありゃ、明らかに漫画好きだな!」といってました。ま、日本語やりたい子はみんなオタクだろうから覚悟してたけど、感じのいいオタク君でよかった。けどマヌちゃん曰く、スペインのオタクは感じのいい人が多いそう。日本だとくらーいイメージだけどね。

二人の間では月水の4時から6時まで、週4時間授業で合意。

もう一人の人はどうなったんだろう??あとはボスが何とかしてくれるといってたけど。ばっくれか??そうならそうと言えばいいだけなのにね。

ちなみにロベルト君が払う授業料は1時間10ユーロ。週に40ユーロ!月に160ユーロ!アカデミーとわたしで山分けなので、あたしに入るのはその半分。

40ユーロって日本円にして6000円以上だよ!?このお金がお給料と考えるとそんなもんかという気もするけど、趣味のお勉強のためにこんだけ払うとなると大金!!わたしだったら払えない!こんだけ払ってわざわざ勉強しにきてくれるんだから、ちゃんとそれにふさわしい授業ができるようにがんばらないと!

ちなみにマヌちゃん、私以上にとっても喜んでくれてます。(おいらは喜びより緊張なので。)あっという間に妊娠してまともな仕事をするつもりができず、おうちで専業主婦、という名の暇っ子生活をしてる私のこといろいろ心配してくれてて。稼ぎは問題じゃなく、やりがいと経験をつむためにがんばるといいさー、だって。いやあ、本当にありがとう。

ほぼ一年ぶりの労働開始!がんばりまっす!

スペインのテレビ

2007年01月26日 | スペイン生活
こちらのテレビ番組ははっきしってかなりレベル低いです。

一番多いタイプの番組は、ワイドショー。ひたすらまじめに噂話や他のテレビ番組のことを熱く語り合っておわり。マヌちゃんママはお昼寝のBGMにみるそうです。

そして驚くべきことに、日本だとテレビってテレビ欄どおりの時間に始まるよね?こっちはよく押してます。いいタイムキーパーさんがいないんでしょうか。そもそも時間通りにいいて考え自体がないのでしょうか。「あっ、ドラマが始まった!9時だな!」という風に、テレビは時計代わりに使えません。

ちなみにCMがむちゃくちゃながく、CMの間に食器洗い、はや風呂の人ならシャワーくらい浴びれちゃったりして。長いときは10分15分、いやもっと??あまりに長いので時間の感覚忘れちゃう。ちなみに一番ひどいのは国営放送。CMながすぎじゃっつの。たいていの場合、それまでのストーリー忘れちゃいます。

そしてネタがないとか結構どうでもいい時間は映画、古い海外ドラマ、ミュージッククリップ何ぞが流れてます。テレビ局の人、もっとちゃんと番組作ればいいのに。けど正直こっちのほうが面白いからありがたいんですけどね。

わたしは特にミュージックビデオのよくみてます。おかげで流行の歌はすぐ覚えちゃう(歌えるほどじゃないけどね)。

ちなみに最近のお気に入りはリッキーマーティン&チャンバオというグループのマリという人のtu recuerdoという歌。もともとリッキーのアルバムの曲をデュエットにしてシングルカットしてみたって感じらしいのだけど、この女性の声がいいのです。リッキーだけで歌ってるのもちょいと聞いたけどデュエットのほうが断然よい。

リッキーはプエルトリコ人。ラテンの王子様っぽいけど、スペインではあんまし人気者ではないなあ。ちょっとアメリカより過ぎだからかしら?本名エンリケ・マルティンだけど、こっちでも英語読みのリッキー・マーティンと呼ばれてますね。

で、一緒に歌ってるこの女性、アンダルシアはマラガ出身、チャンバオというグループでフラメンコフュージョンみたいのを歌ってる人。とても人気なようです。声が渋くてけだるい歌い方よい。彼女、乳がんかなんかで薬のせいで髪がみんななくなっちゃったんだって。治療しながら歌手活動も続けて、がんを克服したそう。ビデオではスポーツ刈りみたいな頭してます。インタビューを前にみたけどとてもたくましい女性でした。

この歌日本でもかかってるのかしら?

プレステ2

2007年01月25日 | 新婚生活
調子の悪かったマヌちゃんのプレステ2がばっちりなおったようです。

クリスマス休暇の間遊びたくても遊べず、休暇が明けて遊ぶ時間がなくなってから復活!しかもあたらしいゲームをいろいろゲットしたマヌちゃん、ご機嫌!

昨日の夜ご飯のあとさっそく、マヌちゃんが同僚から借りてきたカーレースのゲームを二人でしました。こうゆうゲームってほとんどしたことないけど結構楽しい!一人じゃつまらんやろうけど、二人だと地味にもりあがるー。

きゃいきゃい遊んでるとおなかのなかでベビーまでじたばた。おいおい、お前も将来ゲーマーか??母は心配だぞ!!

こんな風に遊んでると、うちらホントにおとうちゃんおかあちゃんになるのか??って感じだけど、親だってこんなもんだよねー。この間もスナック菓子を大人食いしながら、「ベビーが少しおっきくなったら隠れて食べなきゃね」とマヌちゃんと話したところ。ゲームも同様、夜中に隠れて遊ばねば(笑)。いまさらだけど、子供ができるからって正しい大人になるわけじゃないんだねー。はっはっは。


そうそう、同じマンションの同じ階の奥さん、最後に見たときはおっきなおなかで犬の散歩してたんだけど、昨日会ったら旦那さんと一緒にベビーカーひいてました。赤ちゃん生まれたようです。なんだか不思議。こうやって家族って増えていくんだね。

うちももうそろそろだー。そろそろベビー用品のこと考えなきゃ!

わたしは大卒?

2007年01月22日 | スペイン生活
昨日アカデミーのボスのおうちに遊びに行って、おしゃべりをしてたとき、わたしが教育学者だ(スペインだと大学卒業するとエキスパート的呼び方をします。ちなみにマヌちゃんは物理学者。)、という話になったとき、「じゃ、日本語だけじゃなくて教育学の授業もできる???」ときかれました。

できないっすよ!!!

4年の大学生活でそんな世界共通なアカデミックな教育学どんだけ勉強したかしら??いくつかの必修授業で少しさわった程度??なによりわたし立派な学生ではなかったし。。。話を聞くところによるとこちらではもっと~論とか~法といったアカデミックな内容や実用的理論をがっつり勉強するみたいですね。

なので「教育学科卒」というと「じゃ、子育ては問題なしだね、日本語の先生も問題なしだね、子供の扱いばっちりでしょ、教え方知ってるでしょ」と当たり前に言われます。ちなみにわたしの答えはすべてノーですけど(笑)。

そもそもこっちの学部は5年、そのうち3年が日本で言う学部に相当、最後の2年がそれ以上のもの(大学院?)に相当するようなので、同じ「大学卒業者」でも中身はさっぱり違うよう。なので比べること自体おかしいんだけど。

ちなみにわたしの学位、英語じゃbachelor、日本語じゃ学士(だよね?)。これ、スペインでは短大卒くらいの意味しかないらしい。とりあえず大卒扱いされないのです。だから本当はpedagoga(教育学者)という権利はないはず。ちなみにマヌちゃんはスペインの大学を卒業してリセンシアド、英語で言えばlicense?を持ってます。

けど日本では学部は4年、ほとんどの人がこの4年で「大卒」なので、社会的意味はスペインでのリセンシアドと同じだ!というわけで、マヌちゃんのアドバイスでわたしはいっつも「リセンシアダ(女性形ね)、ペダゴガ(教育学者)」で通してます。(西和辞書にはリセンシアド=学士、大学卒業者とでてるし。)


ちょっと話が変わるけど、EUとの兼ね合いからこのへんのシステムの差の問題が最近浮き彫りになってきたみたいです。

スペインでは(理系の場合)最低5年でリセンシアドになれて、その後ドクトラド(ドクター?)に進む権利が生まれるわけですが、EU他国の合わせるために今年度から中途半端にリセンシアドとドクトラドの間にマステル(マスター?)という制度が導入されました。しかもその採用および内容は各大学に任せる、とかなり適当な導入。

で、中身をよくみると、マステルに相当する内容は学部最後の2年に含まれているらしく、あえてする必要はない。。。じゃ、なにこれ??と混乱が起きてるんですね。

ちなみにマヌちゃんは時間労力の無駄とマステルは無視。問題なくドクトラドに登録してあります。マヌちゃんと一緒に卒業した友達の中には先生や奨学金なんかの兼ね合いでマステルを選んだ子もいるそうです。

スペインでは大卒=リセンシアド→ドクトラドだけど、EUの他の国に大卒がいつもリセンシアドではなく、たとえば日本みたいにbachelorというタイトルがまずあって、その後マステル→ドクトラドと進む国があったりするのでしょう。多分。

事実マヌちゃんがギリシャの奨学金に応募するとき、「マステルのタイトルは持ってる??じゃないとこのプロジェクトに参加する資格がないのだよ」といわれたそう。「スペインではリセンシアドであればドクトラドができるから、マステルという名の学位は持ってないけど、事実上含まれているはずです」と答え、実際に勉強した内容や研究の説明をして「じゃ、大丈夫だね」といわれたそうです。ああ、めんどくさい。


ともかく、ヨーロッパの学生はみなよく勉強します。日本の大学生とは大違いですね。いやいや、おいらも元おばか学生だし。事実学歴詐称してるし(リセンシアダ→うそ。ペダゴガ→うそ。)。きゃー!英文の学歴証明書、誰にも求められませんように!

今や大学進学率がむちゃくちゃ高いスペインだけど、日本と違い専門とその後の職業が直結しやすいせいか、大卒のタイトルは日本より具体的に重みがあるように感じます。みんな「僕はリセンシアドで~学者だよ。~のことなら何でも聞いて」とみんな胸を張っていいますもの。ちなみに重要なのは何を勉強したかであって、大学名はその次の次。あたしの「とりあえず大卒」とはちがうんですよね。いまさら学歴コンプレックスか??

ともかく日本の学歴はこっちじゃちっとも通用しない、ということですね。日本じゃあたしの学歴決して悪くはないと思ってたけど、自分がリセンシアダじゃない、スペインじゃ大卒以下、と知ったとき正直ちょっとがっかりしたもんな。

各国システムは違えど、スペインで言うドクトラドをとっちゃえば、世界共通でドクトラドとして認められるそう。なのでマヌちゃんファミリーはしきりにドクトラドや、せめて簡単らしいマステルをやれとすすめてくれるけど、正直興味はないし、学者気質じゃないのでいまのとこする予定はありまぬ。「日本じゃ立派な大卒なのよ、もんくある?」でしばら通していくつもりです(笑)。


ま、これもお国の差、システムの差。うちのチビが大学生になって留学したいとか言い出したらちゃんと調べさせないとね。

先生デビュー!!

2007年01月22日 | スペイン生活
覚えてるでしょうか?マヌちゃんが家庭教師の広告をネットにのっけたときについでにわたしの日本語教室の広告ものっけた、という小話。

その後、5、6件は問い合わせがありました。けど日本語を勉強したいという人はあくまで興味があるかも??程度でイマイチ本気じゃない感じ。「値段が安くて、グループで、(超郊外に住んでるくせに)うちまで来てくれて、時間も自分の空き時間に合わせてくれて~。。。だったらやってもいいかな??」くらいのもの。

ま、わたしとしても車なし妊婦、という身なので「授業の場所は移動しやすいうち、またはグラナダ中心街」という条件は譲れず、中心街だったらカフェテリアや大学構内の自習スペースでするしかないなと思ってました。そりゃなかなかかみあわないよね。なので結局実現に達したものはありませんでした。

一時期問い合わせが続いてあったけど、その後はぱったり。日本語の先生の話はベビーが生まれてからかなと思ってました。

ところがマヌちゃんが働き出した新しいアカデミー、オープンしたてのぴかぴかで、すべて試行錯誤中。でマヌちゃんがボスに、「うちの奥さん日本人なんだけど、日本語クラスなんてどう?」といったところのりのり!早速日本語クラスの広告まで作ってくれてたのです。

で、先日その広告を見てアカデミーに問い合わせが!時をあわせたように、マヌちゃんののっけたネットの広告にも問い合わせが!しかも「やる気だけはあります!」だって。どちらも完全初心者でこりゃグループできちゃうね!二人だけど。

というわけで新たに日本語クラスの可能性が上がったわけです。

わたしがOK出したので、ボスは早速問い合わせしてきた人にコンタクトをとるね!とのこと。うちらもメールをくれた人に「ここのアカデミーでやってるから連絡とって」という返事を返しました。

ボスは「日にちはいつがいい??水曜でもいいかな?」

おお!こんなに実行の速いスペイン人はじめてみた!

というわけで、わたしのスペインでの初めてのお仕事実現しそうです。ああ、どきどき。


そろそろ29週

2007年01月21日 | 妊婦生活
チビはどんどんおっきくなってるようで、面白いほどよく動いたりします。

ソファにねっころがってるとまた急に動き出したので、「どうしたのちびたーん??ほれほれ」と、動いてるあたりをなでたりつついたりすると、、、

かえしてきたー!!!

かなり偶然くさいけどね。

マヌちゃんがあたしのおなかに顔をくっつけて「おーい!パパだよー!」とかいってると、マヌちゃんの顔をぽこっと!!もうパパがわかるのかしら?

ベビーはおなかの中でもお母さんの声を聞いてるから、生まれたときにはお母さんの声がわかるらしいとか。だからおなかにいる間もいっぱい話しかけなさいって。本当かな??お母さんのにおいもわかるから、出産の1週間くらい前からお母さんはちっちゃい赤ちゃん用毛布をかけて寝てにおいをしみこませて、生まれてから赤ちゃんのベッドに入れてあげると、お母さんのにおいがして安心して眠るらしいとか。。。こっちの雑誌に書いてありました。なんか素敵よね。

夜ベッドに入るとまたよく動くし、朝目覚めても動きます。夜中にふと目がさめることも多くなったけど、そんなときチビも起きてるようでちょっと動きます。もしや起こされてるのか??

書いてる今も、ちびはぽこぽこわき腹をけってきます。うにーっと動くとくすぐったかったりするんだよね。この子どうもおなかの右側から上のほうをぽこぽこするのが好きみたい。いったいどんな姿勢でいるんでしょうねー??

海外移住か??

2007年01月20日 | 新婚生活
実はちょっと前にマヌちゃんネットで素敵な奨学金を見つけてました。内容も金額もこの上なし。

ちなみに場所はギリシャ、クレタ島。

あまりに条件がいいので早速問い合わせ、すると向こうもすぐに返事をくれて、履歴書を送ると「おお、君にキャリアにぴったりのプロジェクトだよ!ぜひ応募して!」とさらにのってくれて「先生に推薦状書いてもらって送って」というので、スペイン人らしく仕事のおそーいマヌちゃんの親しい先生に1週間ほどハッパかけながら書いてもらって。。。。

昨日やっとこ先生がメールで推薦状を送ってくれたようでギリシャからまたメール。

「すばらしい。よかったら2月半ばにこっちに来て面接と今までのキャリアのプレゼンをしてくれない?こっちにくれば研究メンバーがどんな感じか君もわかるだろうし。もちろん旅費は払うよーん

!!!!!!!!!!

かなり手ごたえありまくりじゃあーりませんか。しかも返事みな早いし!こんなにとんとん進むのさすがEUレベルの奨学金協会。日本みたいだー。

もしこれに受かったら、スペインでの大学院コースポイしてギリシャにいくつもりです。ちなみに期間は3年。研究しながら論文も書いて大学院資格も取れるらしい(確か)。前にも書いたけど内容もマヌちゃんがやってきたこと、好きなことだし、しかも今話題の分野だから、終了後もいろんな研究に応用がきくし、とってもいいキャリアになるそう。

そして金額もさすがEU。半端ないです。もちろん家族手当付き、定期的に交通費も出るし、家族3人何の問題もなく暮らせます。むしろ貯金しまくり!!

マヌちゃんのこっちの大学の先生も、いけるんならぜひ行くべきだ!とイチ押し。

問題は表向きにコース開始がベビーの生まれる4月ということ。けど事情が事情だし、だいたいこういう仕事ははじめは研究テーマを勉強、つまり論文の読み込みから始めるのが普通だそうで、出発遅らせても大丈夫なんでないか、という読み。もちろん面接のときに事情はすべて話すつもりだけど。

なのでベビー誕生を待ってからマヌちゃん一人でクレタへ出発。お仕事しながら家を探して生活環境が整ったところで、マヌちゃんに迎えに来てもらってあたしとベビーも行けばよくない?その間の数ヶ月マヌパパママのおうちにお世話になってさ、などと計画中です。

ギリシャは地図でみると遠いけど、スペイン・イタリアと同様、地中海沿岸国で文化人柄習慣はとても似てるそう。なのでマヌちゃん的にもわたし的にも、イタリアに続いてほかのヨーロッパ諸国に比べて抵抗がないのもポイント。(イタリアだったらマヌちゃんは言語習得問題なし、わたしにとってもかなりラクだろうけど。スペイン語とそっくりだからね)しかもクレタの産業はオリーブと聞けば、ハエンと同じじゃんね!!

気候も温暖でベビーも過ごしやすいだろうし。エーゲ海がキレイでとっても観光地らしい。田舎のぶん物価はアテネなんかよりずっと安いようで、でも観光地だから超安いってわけでもなく、どうもスペインと同じくらいみたいです。

言葉のさっぱりわからないギリシャなんか行ったらあたしの就職はさらに希望薄だけど、マヌちゃんがその分がんばって稼いでくれるし、乳飲み子もいるわけだし、無理せず子育て&また学生でもしようかな、などと考え中です。


まだ決まったわけじゃないけど、条件・相手の感触ともに今までで一番よいので期待と夢は膨らむばかり。もし行くことになったら出産だ、引越しだ、しかも外国だ、といろいろかなーり大変だろうけど、5年、10年先のことを考えるとこれを見逃すわけにはいかない!うちらはまだまだ若いんだし、冒険いっぱいしてもいいよね、と二人で話してます。

もし向こうに行ったらきっと家族3人で誰が一番にギリシャ語しゃべれるか競争すると思います(笑)


絶対にあーだこーだいってきれちゃうだろうから、マヌちゃんパパママには実はまだこの話伝えてません。けど来月マヌちゃんが面接にギリシャに行くとしたら話さないわけにはいきませんね。さーてなんていわれるかな なに言われてもどうなるってわけじゃないけどね。

久々登場マヌパパママ

2007年01月20日 | 新婚生活
そういえば、クリスマスを一緒にすごして以来、マヌパパママからの連絡が一切ありませんでした。

レジェスのころにまたグラナダ来るんじゃない?とかそろそろ電話があるだろうとか話していたけれどさっぱり音沙汰なしで、こうなると逆に心配!マヌちゃんに「そろそろマヌちゃんから電話でもしたらー??絶対待ってるってば」と数日言い続けてました。(いい奥さんでしょ?)マヌちゃんは「そーねー」といいつつもめんどくさい&忙しいためずるずる何もせぬまま。そしてようやく今日の午後うちの電話が鳴りました。

「元気にしてるかなーと思って」とマヌパパ。「元気にしてますよー。けどマヌちゃん大忙し。」などとちょっと近況報告して終わり。

そして小一時間後また電話。「6時半ごろそっちつくから。お茶でも飲もう」

相変わらずフットワークかるっ!!「マヌちゃんいないよ」というと「いてもいなくてもどーでもいさー」ということでしたので了解。

そしてまたベビーへの手土産(服とおくるみ)とともにパパママやってきました。いつもありがとうございます。

で、パパに先日の検査結果を見てもらって、三人でお茶のみにいっておしゃべり。二人ともいつもよりなんだか穏やかでした。けどママは風邪引いてました。

そして一時間ちょっとでさっさと帰って行きました。ほんとにフットワークの軽いお二人です。

いっつも向こうからご機嫌うかがいしてくれて、よくしてもらってばっかりで。。。やっぱりマヌちゃんにもっと早く電話させればよかったわー。

きっとマヌちゃんから電話かけたほうがパパママうれしいよねー?そろそろマヌちゃんも親孝行意識しないと。わたしなんかは好き好んで毎日のごとく親と連絡とりまくってるというのに!!!おいらはファミコン(→ファミリーコンプレックスの略)なのだ。とはいえマヌちゃんが毎日親に電話してるとしたら、それはそれでなんかやだけど(笑)。ちなみにこういう男の子、南欧には結構いるんですのよ。

なにはともかく、今度は電話かかってくる前にかけさせよう、と思う嫁でした。

紅茶クッキーとくるみココアクッキー

2007年01月19日 | 台所修行
またクッキーなぞ作ってみました。

ホントはね、ケーキなんかも作ってみたいんだけど、食べてくれる人がいなくて。。。クッキーなら日持ちするからね!

先日のビスコッティはマヌちゃんも気に入ってくれて「また作ってほしい??」ときいたらイエスだったのですが、実はあたしがビスコッティ食べ過ぎてしばらくいいやって気分だったので、違うクッキーを作ってみたのです。けど「クッキー作ってるのだ」といったら「この間のかたいの??」ときらっと目を輝かせたのでちょっとしくった気分(笑)。やっぱしビスコッティ作ればよかったかな。


で、クッキーのコツ、つかんだようです。大事なのははじめにバターをクリーム状になるまでよく混ぜること、なようです。ボール代わりの鍋のそこを少しあっためながら作ったら、うまくいきました。前よりずっとさくさく!

生地の半分にはアールグレイの葉っぱを砕いたのを混ぜ、残り半分には炒った胡桃とココアパウダーを入れました。

あたし的には紅茶味がヒット!こりゃうまい。香りがいい!


今日もマヌちゃん朝ごはんも食べずにご出勤。お昼ごはんの時間は15分しかないそうです。そして夜は10時までお仕事。大変だ。いつもは何にも持っていかないけどちゃんと食べてくれなきゃ心配なので、今日はお手製丸パンのサンドイッチとバナナとともに、このクッキーも少し持たせました。朝ごはんかおやつ程度にはなるでしょう。気に入ってくれるといいけど。

そうそう、手作りシンプル丸パン、出来立てのふわふわより翌日翌々日の少し硬くなったのをトーストして食べたほうが香ばしくておいしい気がするのです。それってへんなのかなあ?

日本の主婦とスペインの主婦

2007年01月19日 | スペイン生活
多分日本の主婦の方の一番大変なお仕事ってお弁当作りだと思うのです。献立を考えて料理するだけじゃなく、朝は早いし、お弁当として可能か??とか考えなきゃいけないし。

スペインでなんちゃって主婦をしててラッキーと思うのが日本のようなお弁当がないこと!こちらでは食べ物を持ってかなきゃって時はいつでもボカディージョを持っていきます。ボカディージョとはフランスパンで作るサンドイッチのことです。

やらなきゃいけないことは前の日にパンを買っておいて、パンを半分に切り、間にハムだサラミだツナだチーズだ、うちにあるものを適当に挟んで、アルミホイルに包んで、あれば果物丸ごとやジュースのブリックパックと一緒にビニール袋に突っ込んでおしまい!5分もあればよゆーでできちゃう!

さらに言うなら日本のような朝食準備もありません。あってせいぜいコーヒーを入れる、パンをトーストする、冷蔵庫から好みのものを出す、この程度。しかもコーヒーも日本みたいなドリップコーヒーじゃなく、カフェテラ(家庭用エスプレッソメーカーとでも言うのかな?)に水、コーヒーを入れて火にかけるだけ。これであっという間においしいエスプレッソができるのです。これもめんどくさいときは、ビスケットやマドレーヌなんかの買い置きと牛乳をテーブルにだすだけでOK。ラクでしょ~?

さらにもっといっちゃうと、こっちのメインの食事はお昼ご飯なので、夜ご飯は結構適当。それぞれ好きなボカディージョを作って食べたり、コールドミールだったり、サラダだけだったり、お昼の残りだったり。切るだけ、焼くだけ、揚げるだけ、といったメニューが多いと思います。

たしかに主婦の方はメインのお昼はこって作るけど、それでも1,2品だけ。日本のようにお汁、ご飯、主菜、副菜、もろもろなどとは作りません。

わたしも和食メニューは結構作るけど、そのときはメイン一品、ご飯炊いて、サラダ。あってスープや残り物をつける。この程度。

こう考えると、スペインの主婦の台所仕事は日本の主婦に比べるとかなーりらくだと思います。だからスペインの主婦は異常に掃除をするのでしょうか??(そしてみんなおでぶなのでしょうか?)

というわけで、日本で主婦に疲れたらぜひスペインへいらっしゃいまし。