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★進め!!野外探検隊★

身近な自然を見つけるために、カメラを片手に走り回ってます。『むし倶楽部』の参加者募集中。

間近でチョウゲンボウに出会えました

2011-11-23 | 自然観察(鳥)

去年の1月に初めて出会って以来、何度も遭遇するんだけど、そんな時に限ってカメラを持っていない鳥、それがチョウゲンボウでした。
今日、ノスリが舞っているのを見つけて撮影していた時、ふと近くの電柱を見上げたらてっぺんにとまっているハト大の鳥がいるのを発見。望遠レンズを振ってみるとチョウゲンボウでした。



じっと観察していると、なんだか目を細めているような…。
よくよく見ると、あれ、目が白い。どうやらまぶたを閉じている様子。



正面を向いたら、片目ウィンクをしています(笑)。
10時過ぎでしたが、眠かったのでしょうかねぇ。
そろそろ~っと近づいていきましたが、それでもずっととまっていました。



なので、ほぼ電柱の真下まで行けました。
肉眼でも顔がわかる距離です。
体はちっちゃいけど、猛禽類なので顔が凛々しいですね。



体が褐色なのでメスです。
メスでも見上げる姿はかっこいいですね。
今年の冬は、たくさん会えるといいなと思います。
狩りの写真も撮れるといいな~。

観察会で出会った魚  カダヤシ

2011-11-23 | 自然観察(魚)

今や、用水路の最大勢力になったカダヤシ。
ちょっとした側溝や、一時的にできた水深1cmにも満たない水たまりにも侵入していて驚きます。



こちらはオス。
尻びれが伸びていて、交接器として使われます。



こちらはメス。
尻びれが丸いです。

メダカとほぼ同サイズですが、見慣れるとすぐ見分けられます。でも、一般の方には同じに見えてしまうので「メダカがとれた!」と喜んでいたり、泳ぐ群れを見て「メダカがたくさんいるんですねぇ。」なんて言われたりすることもしばしば。
浮島ヶ原自然公園では、時々2つを並べて展示して見比べてもらっていますが、ほとんどの人が知らなかったと言います。それだけ知られていないのでしょうね。
なので、尾びれで見分けられること、卵生であるメダカと違い、卵胎生であることから劣悪な環境でも繁殖しやすいこと、特定外来生物であることなどを解説しています。

自分にとっては、子どもの頃にカダヤシを扱った児童書を読んで(書名を忘れてしまった。岩波書店で、カダヤシがどんなところに生息するか?という研究をまとめた本でした)こんな魚がいるんだ、こうやって魚は研究するんだと知ったこともあり、ちょっと思い入れのある魚です。
そういえば、Wikipediaのカダヤシの写真は自分が撮ったものでした。
特定外来生物になって、駆除の対象になりましたが、うまく個体数を減らして共存できないものかなぁといつもガサガサをするたびに思います。