★進め!!野外探検隊★

身近な自然を見つけるために、カメラを片手に走り回ってます。『むし倶楽部』の参加者募集中。

自分では初確認 セスジイトトンボ

2011-07-14 | 自然観察(昆虫)

浮島でトンボがたくさん飛ぶ池、浮島釣り場公園の赤どぶ池。
ここ何年か通っていますが、そこに飛ぶイトトンボ類を今年はきちんと見分けようと思っています。
今まで、全部アオモンイトトンボだと思っていましたが、よくよく見ると違うらしいということがわかりました。専門家が調べた資料を見ると、何種類かいるとのこと。
今回確認できたのは、セスジイトトンボです。



クロイトトンボ属は、ぱっと見ただけでは見分けがつきません。
セスジイトトンボの特徴は、眼球の後ろ側の眼後紋が大きいこと、眼と眼の間の後頭条があること、胸部の黒線(肩縫線上の黒条)に淡色の線が入ることです。
こりゃ、写真を撮るか捕獲しないとわかりませんね…。

成熟したハラビロトンボのメス

2011-07-14 | 自然観察(昆虫)

浮島ヶ原自然公園で、オスのなわばり争いが見られるハラビロトンボ。
ちょっと離れた場所で、成熟したメスに会いました。



やっぱりというか、青白く粉を吹くオスと比べると地味ですね。
オスの画像はこちら
メスは最初黄色っぽい色をしています。
未成熟のメスの画像はこちら
それが成熟してくると若干青みがかってくるようです。
翅がやぶれているので、このメスは羽化してから時間が経っているようですね。



横から見ても地味ですね。
まだしばらくは見られそうです。

全身真っ赤なトンボ ショウジョウトンボ

2011-07-13 | 自然観察(昆虫)

浮島ヶ原自然公園の管理棟前水場には、ショウジョウトンボもやってきます。
オスは、眼から頭部、胸部に腹部、さらに翅の付け根まで真っ赤になるトンボです。



正面から見ても真っ赤っか。
この赤が、中国の伝説の怪物「猩猩」の髪の毛の赤だということで、この名になったのだとか。
まさに「赤とんぼ」ですが、アキアカネなどのアカネ属ではなく、ショウジョウトンボ属と独立したグループのトンボです。



正面を向いたら、腹部の下側が見えました。
こんな黒線があるんですね。
初めて知りました。

一見、シオカラトンボのようですが

2011-07-12 | 自然観察(昆虫)

シオカラトンボより一回り小さいトンボです。
青白く粉を吹いていますが、これはコフキトンボのメス。
名前の通り、無斑型のメスもオスと同様粉を吹きます。
(翅にミヤマアカネのような褐色斑のある型もあり、こちらは粉を吹きません)
昨日アップしたシオカラトンボと同じく、浮島ヶ原自然公園の管理棟前水場にやってきました。



ちょっとアングルを低くしてみました。
メスは、粉を吹いても胸部の黄色の斑が残るのと、腹部の横にも黄色の斑があることで見分けられます。



真横から。
シオカラトンボほど腹部が長くなく、先端も白くなりません。
全体的のかわいらしい印象を受けます。



真正面から。
眼の色も成熟してから変化しません。
昨日のシオカラトンボと見比べてみてくださいね。

夏本番に突入して、すっかりトンボブログになっています。
まだまだ続きます(笑)
だって、たくさん飛んでいるんだもん…。

シオカラトンボもやってきました

2011-07-11 | 自然観察(昆虫)

浮島ヶ原自然公園の管理棟前水場にシオカラトンボがやってきています。
オスが青白く粉を吹くトンボは何種類かあります。その中で一番身近なシオカラトンボですが、見分け方は簡単で腹部の先を見ます。ここが白ければシオカラトンボです。未成熟なオスや、メスでも同じ。
今度見かけたらチェックしてみてくださいね。



アップにしてみました。
トンボって、けっこう毛深い昆虫です。
シオカラトンボの眼は、青緑色できれいですね。

ウスバキトンボが舞う季節になりました

2011-07-10 | 自然観察(昆虫)

海を渡り、繁殖しながら日本列島を北上していくトンボ、ウスバキトンボが群れるようになりました。
夏にかけて、プールなども利用しながら世代交代を繰り返していくトンボです。

浮島ヶ原自然公園の丘の上で飛び交っていたので、飛翔写真に挑戦してみました。
このトンボ、なかなかとまらないんです。



なかなか難しくて、まともに撮れたのはこの1枚ぐらい。
カメラのオートフォーカスでは追いつかず、マニュアルで撮りました。
まだまだ修行が足りないですな。

こうして群れながら北上し、10月頃には寒さで絶えてしまうウスバキトンボ。
なぜこのような行動をとるのかは、よくわかっていません。

夏の間、田んぼの上で舞う姿が見られると思います。

今年もチョウトンボを間近で観察できました

2011-07-10 | 自然観察(昆虫)

チョウのようにひらひらと舞いながら飛ぶチョウトンボ。
今年は羽化が遅れていましたが、ようやく成虫が見られるようになってきました。
それでもまだ数が少なく、飛んでいる姿は確認できても、なかなかとまっているチョウトンボに出会えません。
粘りに粘って、ようやくヨシ場に戻ってきたチョウトンボを撮ることができました。



優雅に飛ぶ姿も魅力ですが、なんといってもチョウトンボは翅の輝きの美しさでしょうね。
黒い羽は、光の当たり方で変化する金属光沢をもっています。



まるで黒い宝石のようですね。
とまった時にゆっくりと翅を上下に動かすことがあります。そうすると、光り方が変わっていきとてもきれいです。

これから羽化が進んでいくと、池の上をたくさんのチョウトンボが飛び交うようになります。
その頃に、また見に行こうと思います。

ショウジョウトンボが見つめる曇り空 by空倶楽部 追加

2011-07-09 | 自然観察(昆虫)

9のつく日は空倶楽部。今日は2本立てです。ヤマホタルブクロと雨空もよろしくです。
こちらからどうぞ

静岡は梅雨明けしたにもかかわらず、相変わらずのはっきりしない天気です。
そんな曇り空の下、池に張り出した枯れ枝にとまるショウジョウトンボ。
トンボも晴天を待ち望んでいるのでしょうかね。

静岡県富士市 浮島釣り場公園から。
PENTAX K200D+TAMRON 28-300 XR Diで撮影。
撮影日:2011/7/9 15:44

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『空倶楽部』参加要項

【空倶楽部部活動日時】
 毎月9日、19日、29日の20時迄にブログアップして下さい。
【タイトル名】
 タイトルに by空倶楽部を追記して下さい。
【掲載写真】
 空が映っている写真
 掲載枚数は制限無しです。
【文面】
 フリー
 但し掲載写真の撮った場所、月日、時間を記入お願いします。
【入部方法】
 発起人に入部希望のコメントして下さい。
【イベント・企画】
 発起人からブログにて告知いたします。

発起人:かず某さんchacha○さん

ヤマオダマキがひっそりと咲いていました

2011-07-09 | 自然観察(植物)

ヤマホタルブクロの近くには、ヤマオダマキがひっそりと咲いていました。
淡い色がきれいで、好きな花の1つ。
透き通った花に光が透過すると、さらにきれいですね。

このヤマオダマキは、がく片が紫ではなく黄色なので、品種のキバナノヤマオダマキとも呼ばれます。
でも、中間の色合いのものも多いので、明確には分けられません。

オダマキ(苧環)とは、糸を巻くための道具のこと。
花の形が似ていることからこの名があります。

こんなかわいい花の出会うと、ちょっとうれしくなりますね。

梅雨空の下で咲くヤマホタルブクロ by 空倶楽部

2011-07-09 | 自然観察(植物)

9のつく日は、空倶楽部の活動日です。

梅雨明けしたはずなのに、雨がまだ残っています。
そんな中、丸火自然公園を歩いていたら、ヤマホタルブクロが濡れながら咲いていました。
山地では、今が真っ盛りの花です。



空は暗いですが、この中にホタルを入れたら綺麗でしょうね。
いつかやろうと思いつつ、まだやったことがないんだよなぁ…。

静岡県富士市 丸火自然公園から。
PENTAX Optio W90で撮影。
撮影日:2011/7/7 17:56

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