★進め!!野外探検隊★

身近な自然を見つけるために、カメラを片手に走り回ってます。『むし倶楽部』の参加者募集中。

霧ヶ峰高原の花 -イブキトラノオ

2011-07-21 | 自然観察(植物)

草原の中で白い花穂を伸ばす花、イブキトラノオが咲いていました。
青空の下で白い花が映えていました。



「トラノオ」と名がつく植物はいくつかありますが、これはタデ科の植物になります。
いつも見慣れているオカトラノオなどのサクラソウ科のトラノオと比べると、やっぱり雰囲気が違います。



この白い花は、昆虫たちにとってはいい食事場のようです。
ハナアブたちがたくさんやってきていました。

「なでしこ」ブームに乗っかってみました(笑)

2011-07-20 | 自然観察(植物)

朝から一喜一憂してしまったサッカー女子W杯。
あそこまでの粘りは大したものです。
しばらくは「なでしこJAPAN」の話題でもちきりなんでしょうね。彼女たちの待遇や環境が改善されていくといいのですが。

そういえば、ナデシコを撮ったなーということで、霧ヶ峰の八島ヶ原湿原に咲いていたエゾカワラナデシコです。「なでしこJAPAN」ユニフォームの胸元とラインと同じピンクですね。



アップにしてみると花弁に毛があることがわかります。
今まで、あまり気付いていませんでした。

人里近くに咲き、草刈りなどで人の手が入らないとたくさん咲けない野草でもあります。
「なでしこJAPAN」にも、多くの人の手が差し伸べられて、さらに女子サッカーが盛り上がるといいなぁと思いました。

ニッコウキスゲと青空と 霧ヶ峰高原の空 by 空倶楽部

2011-07-19 | 空倶楽部

16日に、バスハイクで霧ヶ峰高原へ行ってきました。
思ったほどたくさんの花は見られませんでしたが、たくさんのニッコウキスゲを見ることができ、よかったです。
いい天気にも恵まれて、ニッコウキスゲと青空のコラボを撮ることができました。



青空に向かって、たくさん黄色の花を咲かせていました。



つぼみがまだたくさんあったので、盛りはこれからのようです。



車山肩は、一面のニッコウキスゲでした。
この週末は、たくさんの方がこの花を見るために訪れたと思います。
この日も朝から駐車場は満杯でした。

ここから八島ヶ原湿原まで歩きました。
道中の草原からの空がよかったです。



草原と青空と白い雲って、どう切り取っても絵になりますね。



こんな風景を眺めながらのハイキングでした。
陽射しは強かったですが、心地よい風が吹いていて気持ちよかったです。
ぜひ訪れてみてくださいね。

長野県 霧ヶ峰高原から。
PENTAX K200D+TAMRON 28-300 XR Diで撮影。
撮影日:2011/7/16
1枚目   蝶々深山 12:46
2、3枚目 車山肩  10:40
4枚目   車山肩  10:29
5枚目   車山肩  10:36
6枚目   蝶々深山 12:48

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『空倶楽部』参加要項

【空倶楽部部活動日時】
 毎月9日、19日、29日の20時迄にブログアップして下さい。
【タイトル名】
 タイトルに by空倶楽部を追記して下さい。
【掲載写真】
 空が映っている写真
 掲載枚数は制限無しです。
【文面】
 フリー
 但し掲載写真の撮った場所、月日、時間を記入お願いします。
【入部方法】
 発起人に入部希望のコメントして下さい。
【イベント・企画】
 発起人からブログにて告知いたします。

発起人:かず某さんchacha○さん

天子の森キャンプ場のトンボ シオヤトンボ

2011-07-18 | 自然観察(昆虫)

岩の上にとまったトンボが1匹。
シオヤトンボのメスです。



オスは、シオカラトンボのように青白く粉を吹きます。
見た目は似ていますが、シオカラトンボより若干体が小さいのと、翅の付け根が黄褐色であることが特徴です。



アングルを変えてみました。
そっと近づきましたが、あまりこちらを気にすることなく、ずっと静かにとまっていてくれました。

天子の森キャンプ場のトンボ ミヤマカワトンボ

2011-07-18 | 自然観察(昆虫)

天子の森キャンプ場を流れる西沢川には、茶色の翅をもつミヤマカワトンボがいます。
岩の上にとまっているのを、そーっと近づいてパチリ。



もうちょっとアップで。
茶色の体はメスです。
メタリックな青緑色のオスは結局撮影できずじまいでした。



ミヤマカワトンボにも見つめられてしまいました。
何を思っているのやら…

天子の森キャンプ場のトンボ ニホンカワトンボ

2011-07-17 | 自然観察(昆虫)

まだトンボネタが続きます。
ため込みすぎですね(汗

富士宮市の天子の森キャンプ場で、自然観察会がありました。(もう2週間も前ですが…)
そこで出会ったニホンカワトンボ。
これはオスです。



翅の色で、いろいろな型に分けられます。
ここのニホンカワトンボは、無色翅型でいいと思います。
この他には、橙色翅型と淡橙色翅型があります。



明るい所より、川岸の林の縁に多くいました。
そのため暗くてなかなかうまく撮れなかったです。
胸のメタリック色がきれいなトンボなんですけどね。その色がうまく写せたかどうか…。



葉の上にとまったメス。
腹部の先端形状が違います。
こんな高いところにも止まるので、逆光になってさらに撮影が難しいです。



じっとこちらを見られることもしばしば。
この個体は食事中でした。



葉っぱの上からも、じーっと。
何を思っているのでしょうね。



頭上からも見つめられてしまいました。

ニホンカワトンボがふわふわ飛ぶと、胸が光を反射してきれいです。
また見にいきたいと思います。

水辺でおなじみのアオモンイトトンボが食事中でした

2011-07-17 | 自然観察(昆虫)

まだまだトンボシリーズが続きます。
暑くなって、いろいろなトンボに出会い、その写真がたまっています。
この週末に、一気に片付ける予定です。他の写真もたまっていますからね。

自分がいつも観察をしている富士市の浮島ヶ原では、一番多いイトトンボであるアオモンイトトンボ。
腹部の先の青色がトレードマークです。でも、先日アップしたクロイトトンボやセスジイトトンボも腹部の先がこんな模様なので、よくよく見ないと同定できません。

見慣れたアオモンイトトンボですが、とりあえず撮ってみたら…



お食事中でした。
カのような昆虫を、わしわしと食べている場面でした。
か細い印象のイトトンボですが、こんな場面を見ると、やはり肉食の昆虫なのだなと再認識させられます。



あっという間に食べてしまいました。
この間、わずか10秒です。
この間アップしたクロイトトンボの食事も結構な速さでした。
そのときの記事はこちら
トンボって、空中で捕まえた他の昆虫を、とまってからゆっくり食べるということがよくわかりました。

夏の霧ヶ峰では、アキアカネがたくさん飛んでいました

2011-07-16 | 自然観察(昆虫)

今日は、長野県の霧ヶ峰を歩いてきました。
車山肩から八島ヶ原湿原まで歩きましたが、ルートのどこでも若いアキアカネがたくさん飛んでいました。



たくさん咲いているニッコウキスゲのつぼみにも、とまっています。



枯れ枝の先や、防護柵の支柱の先などにとまっています。
翅を下げてとまっていることもあれば…



翅を上げてとまっていることもあります。
近づいても、あまり逃げることがなく、素手で捕まえることができるほどでした。
おかげでじっくり撮影することができました。



まだ「赤トンボ」というより「オレンジトンボ」ですね。
夏が過ぎて標高の低い平地へ移動すると、だんだん赤くなってきます。



風が心地よいぐらいに吹き、それほど暑くは感じませんでしたが、標高が高いだけに陽射しは強いです。
少しでも暑さをしのぐためか、このように腹を上げてとまるアキアカネもいました。

湿原を歩いたので、もうちょっと違うトンボもいるかなと思いましたが、どこへ行ってもアキアカネばかりでした。
やはり高層湿原では、トンボが繁殖できないのでしょうかね。

成熟したクロイトトンボ 一生懸命産卵をしていました

2011-07-15 | 自然観察(昆虫)

赤どぶ池の水面をのぞき込むと、クロイトトンボがいました。
水面は、クロイトトンボのエリアのようです。
オスは、青白く粉を吹いて胸の模様が見えなくなっています。



メスと「おつながり」になって産卵していました。
水草の中に産んでいく様子が観察できました。



なかには、オスがピーンと伸びているペアも。
何か意味があるのでしょうかね。