クスコのメルカド(市場)の角で静かにパンを売るおばさん。
「クワント・クエスタ？（いくら？）」
南米に行く飛行機で覚えた数少ないスペイン語を使ってみるが
まだ返事の数字が聞き取れない。
大きさによって値段が違うパンを丁寧に説明してくれた。
そんなやりとりで顔見知りになり、クスコにいる間なんども通うことになった。
パンの表面はざらざら。中身もパサパサ、少し硬い。
だけど噛めば噛むほど甘い味がするたった7円ほどのパン。
毎回いびつで大きさの違うパンを5つほど買い
クスコの町で食べ歩き。
バスや列車のなかでは立派なお弁当に。
日本のつやつやふっくらパンを食べても、なにか違う。
何かもの足りない。
クスコの写真をみていると、いつもメルカドの角で迎えてくれるおばちゃんの笑顔と
あのザラザラでパサパサな触感と甘い味を思い出す。
[ペルー・クスコ]
日本の万人受けするようなやわらかいパンはどこか物足りないです。
ところで、シドニーのチャイナタウンのパン屋はむちゃくちゃ好きでした。無駄に甘いところとか。
でも、噛めば噛むほど味がするなんて
まるでするめみたいでいいじゃない♪
あっ、よく読んだら"甘い味"だったヾ(´▽｀;)ゝ
下の写真のおばちゃんの正面顔にドキリとしました！
瞳がすごい綺麗！