のそのそ日記

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マニュアル通り

2010-09-15 10:14:00 | ノンジャンル
 今日友人と会ったとき、
「昔なじみの友達の縁を、ついにぶったぎった」話を聴きました。
 長い付き合いだったけど、どうもまずい系販売組織にはまってしまったらしく、しぶとく購入を勧めてくるらし。
 その勧めかたというか、送られてくるメールの文面があまりに気色悪いので、
「もうだめだと思った。」と言って見せてくれました。

「いつもあなたの幸せを考えているし、私に出来ることがあればどんな事でもやりたいし、役にたてるだけで幸せを感じる、そんな大事な友達だと思っているし一生のつきあいだらだらだら~」

 友人はさぶいぼたてて、昔はこんな変なセリフ吐く奴じゃなかったし、30すぎてこんな事言ってくる事自体、気持ち悪い!と怒っていました。
 うひー。たしかにキモチが悪い。
 しかし、似たようなセリフを昔きいたな。
 きっとこの友達は、何かイヤな事があったか、向き合いたくない状況に陥ってるんだよ。
 そして、ここに並べ立てたような、歯の浮くようなセリフを、誰かから言って欲しくてアタマの中で組み立て、それを逆に自分が他人に対して言うことで、自分の現状から目を逸らせようとしてるんじゃないんかな。
 この友達がこんな白馬の王子様的奴隷を欲しがっているうちは、遠方の友としてできることな無いと思うから、距離おいておいたほうがいいだろうなあ。

 昔、やっぱりおんなじような事を言ってきた人がいました。(いや、ほんとに判で押したように同じだった)
 深夜2時ごろになると電話かけてきて、そんなセリフを繰り返して、聞いているこちらは何と答えりゃいいんだか全く判らず、はあとかそうなんですか、と相槌うってるだけなんだけど、
「何かあったんですか」と聞くと、いきなりぶちっと切られるんだ。
 それでまたひと月くらいしたら、同じような電話を深夜にかけてくるので、勝手に恐怖新聞と名づけていました。
 でも2年くらいたって共通の知人から、当時その人がいろいろテンパっていたと聞いて、初めて「誰かに言ってもらいたかったセリフを並べてたんだな」と気付きました。

 遠くの他人に毒吐くよりも、目の前の問題に手をつけんかい!
 とは思うけど、人間そうてきぱきもできないもんなのかな。
 とりあえず第三者は、恐怖新聞だと思って、受け流すしかないかと思います。
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