タグ以前

　下書きがやっと終った…やっぱりわしはアクション下手だなﾄﾎﾎ。

　最近ちゃまが昔のアニメ「らんま２分の１」を見ていて、るーみっくらしいはっちゃけお色気話なんだけど、並行して見ている今時のハーレムアニメよりは画面を追いやすいな…と思ったんだ。

　90年代ってまだジェンダー意識ってこんなもんだったか…って内容だし、CGエフェクトがぜんぜんないから画面の作りがそもそも平坦ではあるんだけどね。しかし、開眼した！

　お色気キャラがロング(全身ショット)で動くんだよ、るーみっく漫画。

「うる星やつら」とか「犬夜叉」でもそうだったけど、アクションになるとコマの中の人物が全身ないし8割以上が描かれて、動きがわかりやすくなってるのね。
　動き方やポーズでエロさ可愛らしさが出ている感じで、そういえばこの時代ってまだキャラのカテゴリ分けとかタグ付けがあんまりされてなかったから、話ごと・キャラごとにきっちりパターンを出して描いてたんだなあ。
　多分こういう手法の蓄積があったから、今世紀の漫画やゲームのキャラにざっくり「タグ」つけて読みやすくなり、結果大勢のキャラを一斉に登場させるってタイプの作品が描けるようになったんだろうな。

　そんでたくさんのキャラをイッキに出せる今時のハーレムアニメだよ、ちょっと！
　なんか見づらいと思ったら、全身が入る絵が棒立ちショット多すぎ！
　どこでお色気や可愛さを出すかつったら、乳アップ！股間アップ！頬を染めてハイライトをちょんとのせるだけ！で済ますのがわりかし普通に多くて、ちょっとこれってクリエイト側じゃなくて消費者側の態度じゃね!?

　いやすまん、たまたま週末まとめて見た録画がそんなん続いてたからナンジャコリャーってなってるんだと思う、ちゃんと動いてるアニメは安心して見られるもんね…なんか両極端になんだろうな。