のそのそ日記

イベント・展示会案内、その他つれづれ

高貴な物腰に反する

2014-12-22 16:22:00 | ノンジャンル
 宅のちゃまはTVが大好きだけど、基本的にトーク番組やバラエティは嫌っております。
 しかし土曜日にやっていた対談番組「SWITCH・阿川佐和子×ふなっしー」の再放送は面白かったらしくて最後まで見ていました。

 ふなっしーは、友達がネット妖精時代からのファンで、船橋市役所から門前払いをうけた頃から「がんばってるよこの梨~heart」と教えてくれてたので、エラいな非公認。と遠目に見てまいりました。
 でも正直ブレイクしたのは、動く自由度が高いとか喋れるから程度の差だと思っていたんだ。
 甘かった、ふなっしーの下積みはネットデビュー以前からのたたき上げだったのね。
 今みたいなブレイクはきっとそんなに長いものじゃないだろうから、下火になったら幼稚園の運動会とかに行って一緒にダンスするとか、そういう活動を続けられたらいいな~cherryとか、ものっそ堅実。
 阿川さんが「お金がなくなったらどうするの?」と振っても「本気でお金がなかった時期長かったなっし。DIYで小屋を作って数ヶ月すんでたこともあったからokan」って、ちょっとマテマテ妖精!
 けっこうキツい突っ込みを受けても、切り返す言葉がなんというか相手を思いやる迎撃っていうの?やわらかいボキャブラがものすごい豊富。
 これはもう酸いも甘いもかみわけてきた達人の域だYO!

 でもふなっしーが言葉の扱いに敏感な反面、阿川さんはあれだけ喋りを売りにしている人の割りに、けっこうズサンだったなあ。
 仕事の経験の話とか心構えの話をしているなかで、ちょいちょいヒドい失言もらしまくっているのね。映画に出た話でも、自分を謙遜するノリだったんだろうけど「くっだらない映画でぜんぜん売れなかったんですけどね」とか、そりゃないだろうみたいな事をぽろっと言っちゃうの。
 穏やかな喋りと外見で、この人はずいぶんゲタはかせてもらっているんだろうなあ。オヤの七光りよりは実力の部類だと思うけど、あまり自覚がないところがちょっと危ういような気がする。

 誰かに似ていると思ったら小渕優子?
 あの人も、極端な思想信条がなくて親の七光りだけど活動は無難で堅実かもと思ってたら、雑誌の対談で「議員数に一定の女性枠を設ける」制度について「女性だからって優遇されるなんて心外」みたいな話をぽろっとしていたのよ。
 ええええあなたがそれ言っちゃうんか!?
 オヤの地盤と選挙資金と後援会と総理の娘看板をがっちょりもらって高下駄履いて参入したにもかかわらず、自覚がなくて「女性議員だからってゲタ履かせるなんてちょっと~」とかどこから突っ込んでいいのかわからないYO!

 多分その「自覚がないゆえの物腰の柔らかさ」というのは、受ける素養kirakira2の一つなんだと思う、私にはさっぱりわからないんだけど。
 個人的には、ふなっしーみたいなたたきあげのほうが好きだ。
コメント (2)
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