動的平衡２

　今日は午前中、学校近くの印刷屋さんに行って校正を貰ってきました。
　ちらほら直しはあるけれど、なんとなく形になってくれそうでよかったよ！
　学校に届けに行った後、自治会のプリントを配りに御近所をうろうろ。
　半分のお宅は一昨日配ったんだけど、家が見つからなかったお宅に昨日電話いれて確認してから今日再チャレンジ。無事配り終えました。
　今時は個人情報の問題でなかなか連絡取れないのが厳しいわー。

　昨日は寝る前に本を読了、福岡伸一氏の「動的平衡２」(木楽舎刊）。
　年末本屋さんで見つけたんだけど、いつの間に２が出ていたの～とうきうき買って来ました。
　大阪行の時に読もうと思っていたけど、行きの新幹線では友達としゃべくりたおしてたので鞄から出さなかったのだ。
　前の本にくらべると内容はちょっと補足っぽい話になっているけれど、やっぱり面白いなー。８章の、生命の起源が単一だといわれている理由の話が萌えました。

　ところで、お正月にのんちゃんと原発事故の話をしていたとき、放射性カリウムの話を初めて聴いたのよ。
　カリウムは人工精製できるようになったけど、その中にごく普通に同位体の放射性カリウムが混じっていて、あらかじめ普通のカリウムと分別する事ができないそうな。
　えーーカリウムなんて、榛名の庭仕事用に年中倉庫ですたんばってるよ！とびっくり。
　原発事故の後、放射線に対して日本人は更に神経質になったけど、それだからこれまで日常的に身近にあった放射性物質が知られるようになったんだなあ。逆に言えばそれだけ身近にある化学物質を、詳しくは知らないまま使っていたんだなー、とかなんとかそんな話。

　そこにきて、そういえばカリウムの同位体の話は福岡さんが動的平衡(最初の）かどっかで書いてた、シェーンハイマーが実験に使っていたじゃんよ。
　普通に食べさせて排泄された量と時間を測っていたんだったよ。思えばなんと大味な。
　でもあの話が少しロマンチストな福岡トークの真骨頂だと思うけどな！