起業会計

公認会計士による仙台TEOの起業支援活動、会計トピック、監査トピックの解説

公認会計士の社会活動

2006-03-14 23:15:27 | Weblog
最近、サービスに興味が沸いてきました。
何でだろうなぁと思っていたのですが、なんとなく分かってきました。



サービスの本質は、誰かのために心を砕き、努力し、喜びを共有することにあります。というかそういうものだと思います。
一方、自分のためにやるサービスは、自分との戦いです。サービスを自分が評価されるための材料のように思えてしまい、どこかでモチベーションが低下してしまいます。

多分サービスに関わっている人は、そのことを頭では分かっていると思います。しかし、なかなか実践できません。
それどころか、お題目だと思っている人も多いことでしょう。
ただ、このお題目を信じて実践すると道は開けてきます(ちょっと宗教ちっくですが)。

これって起業家支援にも言えることです。
起業家支援という活動は、起業家のために心を砕き、努力し、喜びを共有すること。まさにそのために活動しているのです。
私が関わっている起業家支援組織はお金を取っていませんから、サービス業ではありませんが、まさに同じことです。

話は飛びますが、我々公認会計士は、国(社会)から特権を与えられて監査業務を独占しています。
そういった特権を社会から与えられているのに、一方で社会に何か還元しているだろうかと思うときがあります。
残念ながら、社会に還元していることが思い当たりませんが、これは、これでいいのだろうかと思うことがあります。

せっかく専門知識があるのに、それが十分に社会に活かされていないのではないかと時々考えたりします。
もちろん、上場会社の監査を行うことも重要ですが、果たしてそれだけでいいのでしょうか?
与えられた特権の中で生活をするためだけに仕事をしているのは、なんだか資源を有効活用していないような気がしてなりません。
公認会計士はもっと社会のために専門知識を活かしてもよいのではないでしょうか?

社会への還元の仕方は色々あると思います。
起業家支援というのも一つの方法だと思い、仙台TEOで活動をはじめました。
このブログもそうです。起業・会計をキーワードに有益だと思ったことをエントリーしています(まあ、役に立たないこともたくさんエントリーしてますが)。


「誰かのために活動し、喜びを共有する」ことが好きなんですね。



本屋でパラパラめくっていて良いなと思い買った本です。
全てのサービス業に通じます。一度読んで損はありません。
いいことが書いてあります。

見返りを求めない母の愛のような母性がサービスには必要
金額の高いもの=夢ではない。やさしい時間・ステキな体験・・・
サービスとは、なんにでも手を添えること
サービスはバトンリレー バトンを落とさずゴールまで運ぼう
場合によっては企業もスタッフの公私混同を認めなければいけない。
CS=ES
メモリアリデーを制定する
続きは原書をあたってください・・・。

図解 クボヤマ流あなたのファンをつくる サービスの教科書

インデックスコミュニケーションズ

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