サックスと美味しいものとネコと

Saxophoniste 大川平のり子の日記。

私の歯と猫の歯 その3

2019年04月19日 | 日常の中で
周りは、予防接種やらの診察で来てる、健康そうな犬たちなのに、血を流して異臭を放つ私達は明らかに異色で、
診察台に乗せても、一応ノラ猫なのに抵抗もせず、ケージから出されるまま、見てて涙が出そうになりました。

口の中の診察だから、さすがに麻酔をしないと診れないとのことで、
一番キツイ全身麻酔を。
本来めっちゃくちゃ痛い注射らしいですが、ニャとも言わず、ビクッとともせず、じっとしたまま。
痛みにも反応しないぐらい、しんどいんやろうね、と言いながら、動かなくなっていく銀ちゃんを見つめてました。

なんと、猫って麻酔をかけられると、目が開いたまま意識失うんです。
目が乾かへんのかなと思いますが、呼吸で上下する背中が見えていないと、死んでるのじゃないかとまた泣きそうに。


麻酔がかかった頃に口を開けてみると、血の膜がだらーっとぶら下がっていて、もうあちこち血だらけ。
診察結果は、歯が折れたとか、内臓から出血、とかでなく、歯茎がずるっと切れた状態で、舌も黄疸ができて、口内炎もできてるそうです。

喧嘩とかでもなさそうやし、原因がわからず。
止血剤や点滴やら大量の注射を打ってもらい、2時間ぐらいで帰ってきました。

まだ麻酔が完全に切れていなくて、フラフラしている銀ちゃんを見て、
銀ちゃんがおかしい
と、近所の人に訊ねて来られて、
説明しているうちに泣かれてしまい、なんともやるせない気持ちに。
そう、
はぁ、、
うーん、、、