サックスと美味しいものとネコと

Saxophoniste 大川平のり子の日記。

やっぱりダメ・・・?

2006年09月08日 | 音楽
9月24日にリサイタルします。
また詳しくは宣伝したいんですが・・・

名目はサクソフォン・リサイタルです。
が、ラヴェルのマ・メール・ロワを連弾でやろうと思って・・・
てか、やります。

やるって言ったら、皆さん一様に
 
「・・・!!(絶句)」

まぁそりゃそうだ。

でも、前にテナー吹きの人が、
バスクラ吹いてピアニカ吹いてシンセ弾いて・・・ってのを見て、
何でもありなんだ!!!と思い、
まぁジャズですが、
それにやっぱりマ・メール・ロワは、
ピアノでしかあの繊細なニュアンス出せないと思うんで、
持論を言うと、音楽を提供するのであり、
その曲を自分の能力内で一番良い形で聞いて頂けるのが
いいんじゃないかと・・・。

やっぱりダメかなぁ・・・?

でも8月の終わりに本番やってきました。
だからふざけてる訳でもなく、本気です。

あー、でもほんとはピアニカデビュー先にしたかったなぁ・・・。
ピアソラで前奏部分をピアニカでやるの、
とりあえずの夢です。

サックスカルテット 続き

2006年09月03日 | 音楽
サックスカルテット、やってきました。
御堂筋のApple Storeでしたが、
今日から始まった、大植英次プロデュースの大阪クラシックの一環です。
Apple Storeで言うのもなんですが、超満員でした。
このシリーズ、どこも満員みたいです。

とりあえず個人的な反省点は、
ギリシャ組曲の最終楽章で、アルト(あ、アルトサックス担当でした)の
16分音符のソロのとこ、
曲も最後の曲の最終楽章、お客さんも盛り上がり、
テンポも速くなって行き・・・・・・!!
で、調子に乗り過ぎていつもより早いテンポで吹いてしまい、
最後の方グシャッ・・・・・・・・ありえない。
反省してます。
今後、調子の乗り方気をつけます。

あとは音程やら細かいミスやら反省点は多々・・・
まぁでもいい感じで、いいテンションで本番ができた様に思います。

カルテットでふと思い出したけど、
フランス留学中、夏休みの講習会に行くと、大概カルテット組まされます。
で、なぜか私はいつも多国籍に放り込まれる・・・。

ギャップでは、スイス人・アメリカ人・ロシア人・私、日本人で、
ロシア人のヴェロニカはロシア語しか分らない、
アメリカ人のマイケルは英語しか分らない、
私、拙いフランス語のみ・・・
共通語の無いカルテットでえらい練習に苦労しました。
まぁでもなんでかヴェロニカとは一番仲良く、
彼女ロシア語・私日本語で毎日つるんでました。
周りのフランス人にはデキテると思われてたけど。

後、ハバネラカルテットの講習会では、
フランス人3人の中に放り込まれ、えらい事でした。
他の子は日本人二人いたりとか、割とバランス良かったのに・・・。

そう言えば、こないだ荒川静香の特番やってて、
チラッと、彼女が周りの外国人に馴染めなくて苦労してる場面見ました。

あー、分る・・・
言葉分らんし・・と思ってどんどん引っ込んでっちゃうし、
そうすると顔も暗くなるし、そしたら周りも余計話しかけ難くなるし、
で、話さないから言葉も上達しないし、
そしたら余計に輪に入ってけないし・・・
って悪循環にはまるんですよね。

とにかく待ってちゃ誰も何もしてくれないです。
してくれなかったです。

あー、一番キツかったのは、
当時、フランス人の彼氏に、彼の高校の時の友達の誕生会に連れてかれた時。
日本人一人だし、でも私以外はもちろん大親友だし(10人ぐらいいた)
高校の時の話ばっかされるし、彼氏にはほっとかれるし!!!
高校のアルバム見ても誰が誰か分かんないよっ!!状態。

でも、必死で自分から輪に入ってやりました。
それこそ「こじ開け」て!!!
まぁその後彼にブチ切れましたが・・・。
だって日本人同士でも、そんな集まりに連れてかれてほっとかれたら
きついでしょう。

とにかく今日は疲れました。
変にハイテンションで、でも本番のミスが気になり、自己嫌悪・・・
まぁ、今後の課題として精進します。