God bless the USA!

沖縄での最高の5年間を終え、ニューヨークへ戻り、今度はシアトルへ。アメリカの良さをうんと語っていきたい。

片方の親の悪口を言う

2024-03-03 | Q and A
Q 息子がうちに来ると いつも 嫁の悪口を 子どもたちの前で言います。「いけないよ、そんなこと 子どもの前で話すのは」とか言うのですが、また すぐ忘れて まるで 実家に帰ってくるのが 嫁のぐちを 言うためのように 思える毎日です。 どうしたら 息子に 片方の親の悪口を言うのは あまりいいことではないと 伝えられるでしょうか?

A お母様に 話せるということは 相当 お母様と息子さんとは よい関係にあるように 見受けられます。
息子というのは 男としての プライドもあるので、 たとえ 妻と うまくいっていなくても なかなか 母親にはそれを
こぼさないものです。 ですから そのように こぼしているというのは 相当 妻との関係が危ないという サインでもあるかもしれません。
文句は いずれ エスカレートしていくでしょう。 不満が 不満として たまっていけば どこかで 爆発します。

片方の親の 悪口を 本人の前で言ったり、本人に向かって言ったり、子どもに言ったりする光景はよく見られます
「もう、パパは だらしないんだから」「ああ、やだ こういうところで 酔っ払って寝て」
「もっと 稼いできてよ」「いつ 出世するの?!」
「ママは だらしないよな」「三食昼寝付きで 文句言うな!」「1日 何やってたの?!」
「かあちゃん、気が利かないな~」「ママは 高校しか出てないから わからないよ。パパがおしえてあげる」
「家事は おまえの仕事だろ。なんで そのくらいのこと できないの? みんなできてるだろ。」

よく 耳にする光景だからといって いいことかとは 絶対に言いません
つい うっかり 言ってしまうということが 多いということです
しかし、よく 考えてほしいと思うのです

つまり 会社で 上司の 悪口や 同僚の悪口を 周りの みんなが 聞こえるくらいに 言いますでしょうか?
なぜ 言わないでしょうか? なぜ 言わないように 自分をコントロールしているのでしょう?
なぜ?と聞かれても とにかく よいことではないと 反射的に わかっているからだと思います。

会社では 口を閉じていられるのに 家では いいたい放題言うのは なぜでしょう?

さて、子どもに対して そのような 片方の親の 悪口を言うことは どういう 影響が考えられるでしょうか?
I would like you to take it really seriously, because it can damage your children.

・まず 子どもにとっては いいパパかもしれません。 大好きなパパかもしれません。 そのような 大好きなパパのことを
悪く言う ママを 子どもは どう思うでしょう? きっと いやでしょう。 「なんで そんなふうに パパのことを悪く言うの?」と言うかもしれません。 そうです。ママが どのように パパを見ているか は 子どもとは 違うからです。つまり 子どもは パパを 別な目で見ているからです。ママとは 違う目で見ているからです。 だから 子どもにとっては 大好きなパパしか 見えないのです。 多少人間として だらしないところもあっても、 やっぱり 頼りがいのある 大好きなパパなのです。 それを パパは だめだとか 将来 出世しそうもないとか パパの 悪いところを あげていけば 子どもは 不安になるのではないでしょうか? そのような 不安を 子どもに 与えたいでしょうか?

・また 片方の 親の 悪口を言うことで 子どもと その片方の 親の関係がくずれます。 将来子どもとその親との関係に傷を起こします。 だから その逆も 成立するわけです。つまり 片方の親と その子どもの 関係がうまくいっていないのであれば おおいに 彼のよいところ 魅力的なところ 頼りがいのあるところ いいところを 子どもに伝えるべきです。 そうすれば 子どもは パパとの 時間を 大切にすることでしょう。そして好きになるでしょう。 そして やがて よい 関係が establish されれば 家族全員 ハッピーになるのではないでしょうか? 親の 役割は strong children を 育てることです。 親が その務めを 果たすためには 子どもとよい 関係が築かれてなくては できません。 つまり 子どもは その 親を尊敬できなければ 言うことを聞かないということです。 親を尊敬できていなければ 子どものしつけは 無理です。 ですから 逆を言えば 子どもがパパの言う事を聞かないのであれば、もしかしたら ママが パパの 悪口ばっかり言っているからではないかと 止まって考えてみてください。

・小さい子どもの場合 まだ なにが起きているのかよく 理解できない子どもの場合、パパのいうママのこと ママがいうパパのこと それぞれが 違うと 子どもは 混乱します。どちらを 信じていいのか わからなくなります。「パパがいうママのこと、本当なのかな? だって マー君にとっての パパは 最高なんだけどな。 けど ママは パパはそうじゃないというし、 もう誰を信じたらいいのかわからなくなる」 というようにです。 つまり 誰が 正しいの? となるでしょう。特に 子どもが小さい場合 たくさん聞いたことのほうを 信じるでしょう。つまり ほとんどの時間をママと過ごしていて パパの悪口を 始終聞かされていれば 子どもは 多く聞いていることのほうを信じるようになるでしょう。 そして それが 本当か どうかは ともかく その子と そのパパとの関係に影響するのは間違いなしです。

・ そもそも なぜ ママは パパの 悪口を しょっちゅう子どもに向かって 言っているのでしょうか? 当然 不満があるわけですよね。 そして その不満を 解消していないということではないでしょうか? ということは 問題を解決していないということ。なぜ 解決していないのでしょう? 問題が出たら 解決に向けてなにかアクションを起こすのが 当然ではないでしょうか? なぜ 放置したままであるのでしょう? What is stopping you from solving the issue? Not dealing with it? 「もう諦め」「今さら 言っても 変わるわけでもない」それは 言い訳はいくらでもあるでしょう? しかし 明らかに その溜め込む結果として 子どもたちに 悪影響が出ているのに気づいていますでしょうか? It is your responsibility as a parent to solve the issue in the house. それとも 子どもたちを傷つけることで 片方の親に やめてほしいことを 伝えようとしているのでしょうか? それは 間違ったアプローチではないでしょうか? なぜ 子どもの心を傷つけたり 子どもを犠牲にしてまで 片方の親を アタックしたいのでしょうか? ほかに 正しい健康な方法があるはずです。なぜ その正しい 方法を取らないのでしょう?

・片方の親の悪口をいう 理由として まだ あるのではないでしょうか? たとえば 子どもを 自分の味方に置きたいという理由はどうでしょう? パパの悪口を たくさん 叩き込むことによって 子どもが自分の 味方についてくれる、しいては 離婚する場合 親権をママ側が得たいためという そのような 目的も からんでいるのではないでしょうか? ほかにも 子どもには わかってもらえる。 実際に 家の中で 起きていることがわかっているからと。 そして 子どもからの 同情を 求めているのではないでしょうか? 男の子なら 「ママ、僕が パパからママを 守るからね」といいかねません。 それは 同情を間違った 対称に求めていることになるのでは? 子どもは あなたの comforter ではありません。 それは 彼らの役割ではないはずです。 あなたの言動は 子どもたちを不安にさせているだけです。心配させているだけです。 もし 問題があるのであれば 誰かに 気持ちを聞いてもらいたいのであれば お友達に電話をかけてください。 大人に電話をかけてください。 子どもにその comforting の役割を求めないでください。

・ 子どもに 彼(彼女)の悪口を言うことで 彼(彼女)がいかに 悪い人間であるかを子どもの頭に叩き込み 彼(彼女)から 子どもを離させることで 彼(彼女)への 仕返しをしている  可能性はないでしょうか?また 子どもを 自分のサイドに つけておくということをねらっての 言動でもあることも 考えられませんか? 子どもは 本来 自分で 自分の親が 誰であるかを決めていいはずです。しかし、そのようなことを 絶えず 言われれば ほとんどの場合 その 親を信じるようになるでしょう。 そして 一度 自分の味方につけておけば もう 子どもを 相手に奪われることはないという 安心感を得ることでしょう。 しかし、子どもはそのような バイアスを受けずに 子どもなりに 判断させるべきなのです。あなたとしては 子どもが「パパ(ママ) 大好き」「パパ(ママ)のところに行きたい」と言えば おもしろくないかもしれません。 しかし、子どもと その親との 関係は あなた自身が介入できないものなのです。 それは その子と その親が 築いてきた 二人だけの絆だからです。それを 尊重しなくてはならないでしょう。ということは 離婚裁判で 上の子だけが パパと暮らすと 言った場合です。 You have to let go of her. 結局は in the best interest of the child というところで 裁判官は決めるからです。

・ What you have control over is what kind of behavior your partner displays. たとえば 子どもに向かって パパは アル中よね とは 言えないのです。 しかし、子どもは パパがぐてんぐてんに 帰ってきて 暴力を振るったりしたら、その行動を 実際に見たら それがそうであると わかるでしょう。もう そうなったら それは その行動を display した親の責任です。子どもが その行動を見て どう 受け止めるかは もう 子どもの範疇にあります。ちなみに 親として そのような 自分を失ったような 姿は 子どもに見せるべきではありません。

・ そもそも 人の悪口を behind his or her back で言う 親を 子どもは 尊敬するでしょうか? 子どもは この 親 どんな親なんだろう? と思うのではないでしょうか?

・ 子どもは 夫婦の関係について それを見て なにを学ぶでしょうか? 相手のことをののしったり、ばかにしたり、name-calling することは 子どもの目にどのように 映るでしょう?

・ そのようなレッテルをつけられた 親に対して 子どもは 尊敬するでしょうか?

・ 小さな子どもであれば ママ(パパ)が 言ったことを そのまま その片方の親に向かっていうでしょう。「アル中!」「くそじじい」「ばか」「役立たず」というように ことばは その名前を 真似します。 

・ 子どもは 家の 外でも 家でママ(パパ)が 片方の親を どのように 話しているかを 先生や ほかの 親たち、 友達と 話すでしょう。「うちのだめおやじがね」というように。

・ 子どもは このようなことばを聞いて 傷ついています そして そのようなことを言うことに対して 怒りをもっています

・ 「あんたは (だめと言われてきた)お母さんと同じだね」と言われたら 子どもはどう感じるでしょう?

相手のことを 悪く言うことは 子どもを傷つけていることになることが おわかりになったでしょうか?
子どもを傷つける行為や 言動( bad mouthing) は 子どもを虐待していることに当てはまります。
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