明日のカープ

広島東洋カープの昨日・今日・明日を見つめます

らしからぬHR攻勢

2014-04-18 21:41:03 | 2014年
4月18日(金) 横浜
広島 11 - 2 DeNA
○篠田(1勝1敗)、中田、永川、今村
本:丸(3号)、菊池(2号)、堂林(3号)、石原(1号)、エルドレッド(6号)


 前回前々回とまずまず好投しながら勝ち星のつかない篠田が先発。調子が良くても勝ち星がつかない内に徐々に本来のピッチングを見失い、いつの間にか「勝てない投手」になることはよくあるので、早めに白星を掴みたいところ。自身2年ぶりの勝利を目指す。


 その篠田、ここ2試合の良い投球内容とはうって変わって今日は序盤から制球が定まらない。ただその調子が上がらない篠田を今日は打線が早くから援護。初回に丸のHRで先制すると、3回には菊池にも一発。2-0とする。
 早い回に援護をもらった篠田だったが2回に4連打で一気に追いつかれる。乱打戦の様相を呈してきたかに見えてきた5回、お次は堂林に一発。さらにエルと石原に一発が飛び出て点差を広げる。三浦からホームラン攻勢、5本を浴びせる。
 一方篠田はズルズル崩れることはなく、4、5回をしっかり抑えて悪いなりにも勝ち投手の権利を得たところでマウンドを譲る。


 あとは自慢の中継ぎ陣、中田→永川→今村と繋いでDeNA打線を封じる。結局奪われた点は3回の2点のみ。カープは9回にもビックイニングを作って一挙5点で試合を決める。今季最多の14安打11点。


 ただし、これに喜ぶことなかれ。やはり相手はDeNA、申し訳ないけど、投手の質、打線の質、いずれも他の5球団と比べるとかなり劣っている。今日の相手なら打って当然ということで、心配なのはよくあるパターンの「大量得点の翌日の沈黙」だけは避けてほしい。


 そして、今日も1番に入った堂林。結果的には勝ち越しとなるHRをライトスタンドに放った。これまで打った3本のホームランはいずれもライトスタンド。今の球界でライトスタンドに放り込める右打者はそうそう多くはない。この打撃ができるのだからもう少し1打席1打席を大切にしてほしい。

 

12勝5敗

 


 




 


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